1992年のバルセロナオリンピック、1996年のアトランタオリンピックの2大会連続で出場し金メダルを獲得した
チャールズ・バークレー。
写真は92年のバルセロナオリンピックの時の物。
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実は公称身長198cm（実際は193-195cm程度だったらしい)とNBAの中では小柄な選手だったが、非常に横幅がありパワフルな選手だった。
しかし、その巨体に見合わぬ、高い運動能力と技術を有しており、インサイドを完全に支配する事の出来るだけでなく、時に3ポイントシュートも放てる、いわゆるパワーフォワードの選手とは違ったオールラウンダーだった。
また、大変な毒舌家としても有名で、コートの内外にかかわらず、話題に欠けることのない人物だった。
バークレーと言えば、フェニックスサンズのイメージが強い。
しかし、NBA入りの時は、ドラフトで、フィラデルフィア・セブンティシクサーズより指名を受け入団。
しかし、キャリア初期はまだ体が出来上がっていなかったのか、体重コントロールが出来ず、走ることが苦しかったと語っている。
1987年にはオールスターに出場し、1991年のオールスターではMVPも獲得をした。
その後、1992年のドリームチームの一員として金メダルを獲得し、名実ともにトッププレイヤーとなったが、チームは低迷。
自ら志願しフェニックス・サンズへと移籍したわけだ。
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バークレーと言えば、サンズの印象が強いだろう。
確かにバークレーがサンズに加入した時は、リーグ屈指のポイントガードである、ケビン・ジョンソンなどがチームメイトにいて、とにかくチームが噛み合っていた。
おそらくバークレーが一番輝いていた時期だと思う。
バークレーにとって、この移籍は成功だった。
なんと、サンズはブルズをも上回るリーグ最高の62勝20敗という成績を上げ、バークレーはMVPを受賞。
NBAファイナルに進出、マイケル・ジョーダン率いるシカゴ・ブルズと対戦する事になる。
結果は残念ながら、ブルズに負け、チャンピオンリングを逃してしまった。
これ以降、バークレーは怪我が増え苦しみ、欠場が増えるようになった。
その後、バークレーは優勝できる新天地を求めヒューストン・ロケッツに移籍。
アキーム・オラジュワンやクライド・ドレクスラー。
当時を代表する選手をチームメートに得るも、NBAファイナル進出はならず・・・
1998年にドレクスラーは引退したが、翌シーズンは入れ替わりにブルズからスコッティ・ピッペンが加入。
しかし、またもやファイナル進出は果たせなかった。
1999年の試合中の怪我で引退を決意。
しかし、怪我を負いコートから担ぎ出される姿で終わりたくないとの思いからリハビリし
見事に最終戦に間に合わせ、わずか6分間であるが出場し、リバウンド、ゴールも記録した。
いつも強気で、意地っ張りなイメージの彼らしい引退だったとおもう。
いつだって、過度なハッスルプレイ。
あからさまなラフプレイが引き起こした数々のトラブル。
しかし、とてもクレバーなプレイスタイルを持ち合わせているため、決して一筋縄ではいかないプレイヤーだった。
毒舌家で、ラフプレイと口の悪さでマッチアップマンを苛立たせるNBA史上屈指のトラッシュ・トーカーだったが、抜群のユーモアセンスでファンが多かった。
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そんなバークレーが1992年のバルセロナオリンピックで着用していたバッシュが下記。
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NBA史上（生涯）
通算得点20,000P
通算リバウンド数10,000R
通算アシスト数4,000A
を超えた5人の選手の一人
しかし、チャンピオンリングには手が届かなかった。
そこがバスケットボールの難しい所だ。