
「小さかったら高く跳べ」
以前に紹介したスパッド・ウェブの出演したCMのキャッチコピーだ。
スパッド・ウェブの記事はこちら
脅威の跳躍力でダンクコンテストのチャンピオンにもなった
スパッド・ウェブを超えた、もう1人の脅威の低身長ダンク王がいる。

ネイト・ロビンソンだ。
ネイト・ロビンソンほど、NBAで癖のあるポイントガードはいなかっただろう。
公称身長175cm、体重82kg。
ポジションはポイントガード。
その体格とは裏腹に、非常に強気で攻撃的な選手だった。
そして、彼の名を有名にしたのは
3度のスラムダンクコンテストの優勝だ。
まず、2006年のスラムダンクコンテストの映像を見て欲しい。
昔からのNBAファンであれば、このアイデアに脱帽することだろう。
ネイト・ロビンソンは元祖低身長ダンク王スパッド・ウェブを飛び越えて
ダンクを決めるのである。
このアイデアに勝るものはないと僕は思った。
そして、古くからのNBAファンの心を彼は、これで掴めたと思う。
さらにすごいのは、2009年のダンクコンテスト。
これがネイト・ロビンソン2回目のダンクコンテスト優勝なのだが
前年のチャンピオンで、身長は211cmのドワイト・ハワードを飛び越えてダンクを決める!
2006年にスパッド・ウェブを超えたと思ったら、今度はドワイト・ハワードを超えた!
そして、翌年の2010年にもダンクコンテストを制する事になる。
とにかく激しく、とにかく強気に!
ネイト・ロビンソンの身体能力の高さが↑の動画でわかるはずだ。
彼のプレイスタイルは本当にいつも強気で、試合中でもガンガン自分から攻撃をし
すきあらば、NBAの大男に真っ向から立ち向かいダンクをぶちかます!
そんな強気なプレイが好きだったファンも多いだろう。
残念ながら2015年にペリカンズを解雇されてからNBAから姿は消してしまった。
しかし、その後
中国でのプレイを熱望している
NFLを目指している
などの噂も出た。
ハッキリ言って癖はスゴイ。
ただ、見ていて飽きないプレイヤーだったことは間違いない。