
B1中地区の横浜ビー・コルセアーズでポイントガードを任されているのが田渡 凌選手。
彼を知らない人のために、どんな選手なのかを紹介していきたいと思う。
「田渡 凌」とは?
東京の京北中学、京北高校と進学し、大学はアメリカのドミニカン大学カリフォルニア校(NCAA D2)を卒業した田渡選手。
京北といえば、東京でバスケットをしていれば知らない人はいないだろうと言える、全国的にも名を知られたバスケットボールの強豪校でした(現在は、全国レベルとは言えないのですが)。
中学時代は全国大会で準優勝、高校でも全国上位の成績をおさめた彼が、アメリカの大学を選んだのには、とあるライバルの影響が少なからずあったと言えると思います。
それが、千葉ジェッツの富樫 勇樹選手。
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富樫 勇樹と田渡 凌
遡ること11年……
2008年の夏、新潟の地で行われた全国中学校バスケットボール大会。
決勝戦で、2人が対戦しているんです。
結果は富樫選手がいた本丸中が優勝。
その後、富樫選手は渡米、アメリカのモントローズ・クリスチャン高校へ進学をしたんです。
一方、田渡選手は、父親(田渡 優さん)が指揮を執る京北高校に進学。
本場アメリカでもまれる富樫選手の姿を見て
「自分もいつかは……」
と考えるのは自然の流れ。
ということで、アメリカの大学(最初はアメリカのオローニ短大に進学)に進んだのでしょう。
大学卒業後は日本に戻り、2017年から横浜ビー・コルセアーズに所属。ポイントガードとしてチームの司令塔を担う存在になりました。
大学卒業後の田渡 凌
彼のプレーはアメリカに行く前と後で、大きく変わった。
中学、高校まではバリバリのスコアラー。
1試合で30点、40点取っても驚かないくらい、とにかくアグレッシブに得点をしに行く、生粋の点取り屋。
しかし、アメリカから戻ってきた当初は違った。
もちろん、チーム事情や戦略、新参者としての遠慮などもあるだろう。
しかし、自分で点を取りに行くというシーンがあまり見られなかったのだ。
しかし、時折スコアラーとしての片鱗を見せる。
それが彼の昔を知る人間からすると
「おっ!」
となる。
180センチとバスケットボールの選手としてはサイズは小柄。
しかし、果敢にペネトレイトしゴールに向かう。
その姿は、昔のそれと変わりはなかった。
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田渡 凌はアメリカでどう成長した?
そして、彼がアメリカで最も成長した点がリーダーシップではないだろうか。
日本にいるときは、どちらかというとプレーで味方を鼓舞するタイプ。
そんな彼がアメリカでチームのキャプテンを務めていた。
おそらく、言葉の壁も少なからずあったはず。
それでもなお、彼がキャプテンになったのにはそれなりの理由があったはずだ。
現在の田渡 凌
アメリカ帰りということで、外国人選手ともコミュニケーションが取りやすいのだろう。
試合中も外国人選手と話しているシーンは少なくはない。
もし田渡選手の試合を見る機会があったら、時折見せる得点を狙いに行くシーン。
そして、外国人選手とコミュニケーションを取るシーンには注目して欲しい。
また、プレーでもそれ以外の部分でも、チームを牽引する彼のリーダーシップにも注目。
さらに、富樫選手(千葉ジェッツ)と対戦する試合は必見!
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