
NBAプレイヤーの中でも指折りのスコアラーとして知られるカ―メロ・アンソニー:通称メロ。
大学生の頃からエースとして活躍しNBAに入ってもナゲッツ、ニックスとエースであり続けました。
しかし2019年、カーメロはどのチームにも所属しておらず移籍先を探しています。
一体この先どうなってしまうのでしょうか?
これまでのキャリアとタイトル
何人ものNBAプレイヤーを輩出している名門シラキュース大学で1年生ながらエースとして活躍し、2003年ドラフト全体3位でデンバー・ナゲッツに入団。
すると1年目から平均21点6.1リバウンド2.8アシストという成績で、チームのプレイオフ出場に貢献。
翌年からも安定した得点力でチームを引っ張りNBAルーキーチャレンジやオールNBA3rdチームなどにも選ばれますが、肝心のプレイオフでは1回戦負けを繰り返し最高でもカンファレンス決勝が精一杯でした。
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そして2011年、トレードによりニューヨーク・ニックスに移籍。
チームにフィットするのに時間は掛かりましたが、持ち前の得点力を発揮し始めると2013年には得点王に輝きます。
オールスターの連続出場やオールNBA2ndチームなどに選出されますが、ニックスでもプレイオフでは勝ち進めず次第にチーム成績は下がっていきます。
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そして遂に2013年以降にはプレイオフ出場さえも出来なくなり、2017年にオクラホマシティ・サンダーに移籍。
ラッセル・ウエストブルック、ポール・ジョージとのビッグ3結成で大きな話題になりましたが、チームに全くフィットせずに平均16.2点というキャリアワーストでシ-ズンを終えました。
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2018年にはヒューストン・ロケッツに移籍しますが、ここでもチームと噛み合わず僅か10試合の出場に止まり、シーズン途中にシカゴ・ブルズにトレードに出され解雇されてしまいました。
カ―メロのプレイスタイルを分析
得点力の高いカーメロが最も好むのは、アイソレーションからの1on1。
1番得意なのはミドルレンジからのジャンプシュートですが、3ポイントも打てますし相手を抜いてレイアップやダンクも出来ます。
またポストアップからのターンアラウンドシュートもあり、シュートエリアの広さと多彩な攻撃パターンが持ち味。
パワーもあるので、ゴール下で戦えるのも魅力。
実際コービーも
「彼は僕にとって、守っていて一番楽しい選手だ。なぜならば、一番守るのが難しいからね」
と言ってます。
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失礼ながら早く動けそうな見た目ではないんですが、やっぱり身体能力が高いんですね。
なぜ他のチームとフィットしないのか?
カーメロ・アンソニーの好むプレイスタイルは、ボールの動きを止めるハーフコートオフェンス。
これは、チームのファーストオプションの攻撃となります。
ナゲッツやニックスでエースとして得点を取っていた時は良いですが、サンダーやロケッツのように絶対的エースがいるチームでは、ファーストオプションは当然変わります。
加えて、カーメロは初期の頃から指摘されているディフェンス力が弱点の為、チームとしては使い辛いのは確かでしょう。
現在のNBAは優勝を狙えるチームは皆ディフェンス力が高いです。
攻撃力に目が行きがちなウォリアーズもオールスイッチ・ディフェンスでノーマークを作らせないですよね。
カーメロがピーク時のようにコンスタントに得点が量産出来るなら多少目はつぶれても、年齢とともに衰えが見え始めている現状では、優勝を狙うチームにフィットするのは厳しいかも知れません。
どうなる?今後の去就
では実際に今後の去就はどうなるのでしょうか?
現在(2019年4月時点)可能性があるのは、03年のドラフト同期であり友人であるレブロが率いるレイカーズと言われています。
しかしレイカーズは、アンソニー・デイビスやクレイ・トンプソンの移籍が噂されている上に有望な若手も在籍しているので、カーメロの椅子が空いているかは疑問。
また、引退に関してもカーメロ自身が
「そう遠くはないだろう」
と発言しており選択肢に含まれているようです。
しかし今までの活躍を考えても、こんな形で引退するべき選手ではないと思います。
キャリアを終える時は、ちゃんとチームに所属して完全燃焼。
そして、引退の花道を飾って欲しいです。
カーメロと盟友たち
カーメロは同期であるウェイド、レブロン、そしてロケッツで一緒にプレイしたクリス・ポールとは公私ともに仲が良い事で知られています。
現地2019年4月10日に行われたウェイドの引退試合には3人が観戦に訪れました。
2018-19シーズンで現役引退を発表したウェイドは、試合後に相手選手とユニフォーム交換をしてきましたが、試合に出場していないカーメロとは機会がありませんでした。
しかし、この日ようやくユニフォームをカーメロに渡す事が出来ました。
以前レブロンは、この4人でのチーム結成について
「この4人で一緒にやれるなら年俸カットも受け入れる」
と発言して話題になりましたね。
結果的に実現す事は不可能になりましたが1度でいいから見てみたかったですね。
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