ゴールデンステイト・ウォリアーズは、カリフォルニア州オークランドに本拠地をおき、昨季まで2連覇を達成し1990年代以降ブルズ、レイカーズに次ぐ3連覇を達成できるのかがかかる今シーズン。
ケビン・デュラント、ステフィン・カリー、クレイ・トンプソン、ドレイモンド・グリーンというオールスター級の選手を擁するなか、昨年オフには、リーグ屈指のビッグマン、デマーカス・カズンズを獲得し、ついに5人全員がオールスターのチームとなり、誰もが3連覇は確実と思っているのではないだろうか。
リーグ屈指のスコアラーが揃うゴールデンステート・ウォーリアーズ。
オフェンスばかりに目が行きがちだが、世界のトップリーグの王者のディフェンスとはどうなっているのか?
どうやってここまで素晴らしいディフェンシブチームを作り上げたのか?
(スティーブ・カーHC)
スティーブ・カーHCは質問を受けた際
「マーク・ジャクソンのおかげ」
と前任のヘッドコーチを称賛した。
(マーク・ジャクソンHC)
マークジャクソンがウォリアーズのヘッドコーチに就任したのは2011-12シーズン。
それ以来、20年ぶりのシーズン50勝達成や2年連続プレイオフ進出などを達成してチームを大きく躍進させた。
とりわけ、オフェンスオンリーなイメージの強かったウォリアーズをリーグ有数のディフェンスチームにまで育て上げたのだ。
しかし残念ながら球団のフロントオフィス陣を満足させることはできず、三年で解雇されてしまったのである。
選手達からの絶大な信頼を得ていたマーク・ジャクソンHCの解雇にカリーなどは反対の意を唱えていたほど。
その後、現HCであるスティーブ・カーが就任したのである。
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前マーク・ジャクソンHCが発掘したダイヤの原石ドレイモンド・グリーン
ドレイモンド・グリーンはドラフト2順目37位でウォリアーズに指名された。
NBAに入ってから、最初にグリーンのポテンシャルを見抜いたのは、マーク・ジャクソンHCだった。
開幕当初、グリーンの出場時間は、一桁にとどまっていたが、シーズン途中からは二桁に達するようになった。
当時、マーク・ジャクソンHCはこう話している。
「最初は、ディフェンスなら使えると思ったが、とんでもない。オフェンスの素質もある。だから、役割を決めずに使っていきたい。彼を何かの型にはめないように」
そんなグリーンがリーグ屈指のディフェンダーとして成長した所以は、リムプロテクション力に
加えて、ガードからセンターまですべてのポジションにスイッチできる万能さと、また研究熱心
であることをコービー・ブライアントにも認められるほど、相手のオフェンスを読んで的確にローテーションできるバスケットボールIQの高さも併せ持っている点である。
彼のオールラウンド能力を生かしたディフェンスがスイッチディフェンスだ。
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磨き上げられたスイッチディフェンス
近年においてセンターがガードのような器用さを持っていたり、スモールラインナップが主流になりつつあるなかで、スクリーンプレーに対してスイッチで対応するチームが多い。
そもそも高さやスピードのミスマッチを狙ったプレーに対してスイッチディフェンスはリスクは多い。
ゴールデンステート・ウォーリアーズのディフェンスはそのミスマッチを作らせず、相手のスピードに遅れずに対応できるスイッチディフェンス。
その謎を解くのがトリプルスイッチ
スイッチを行いミスマッチで出来たところにさらにスイッチをかけるというもの。
そのスイッチがかなり素早く滑らかであることで、オフェンスがミスマッチ狙う前にそれを解消できる。
この時、ドレイモンド・グリーンがスイッチとコミュニケーションを取っていることが多く、ガードもセンターも守れるオールラウンドディフェンダーであるからこその戦術だ。
トンプソンはディフェンスを評価されたい!?
クレイ・トンプソンは1試合で14本のスリーポイントを決めNBA記録を持つほど優れたシューターであることは誰もが知っているが、201センチ97キロのトンプソンは、相手チームのスコアラーとのマッチアップする役割を担うことも多く、相手選手にショットを決めさせないタフなディフェンスも素晴らしく、優れたディフェンダーであることも間違いない。
トンプソン自身もディフェンスにプライドを持っているようで、オールスターには毎シーズン選ばれているものの、これまでオールディフェンシブチームには一度も選出されていないことを意外だと思っているようだ。
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ディフェンスにも注目して試合を見て欲しい!
どうしても、派手なダンクや、トリッキーなアシスト。
また、試合の流れを好転させるような、3ポイントシュートに目が行きがちになる。
確かに、今のゴールデンステート・ウォリアーズの強さの1つは、オフェンス力にあるかもしれない。
しかし、ディフェンスにも目を向けて試合を見てみると、更に、ゴールデンステート・ウォリアーズ、そしてNBAが楽しくなるはずだ。
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