2019年4月26・27日に行われたBリーグチャンピオンシップ。
2016-17シーズンのチャンピオン・栃木ブレックス(東地区2位)に挑む中地区2位の川崎ブレイクサンダース。
2018-19 クォーターファイナルの栃木ブレックス–川崎ブレイクサンダー戦結果はいかに?
漫画『スラムダンク』で例えるならば、王者・山王が栃木、悪役・湘北が川崎
2シーズン前の2016-17ファイナルカードが、クォーターファイナルで対戦することになりました。
今季、4度対戦して栃木の4勝という状況から、漫画『スラムダンク』で例えるならば王者・山王が栃木ブレックス、悪役・湘北が川崎ブレイクサンダーといったところでしょうか。
栃木ブレックスのホームであり、篠山選手も記者会見で言っていたように
「誰も川崎が勝つとは思っていない」
という状況。
しかし、川崎には日本代表のスコアラー、ファジーカス選手がいます。
彼を中心に攻撃しつつも、ディフェンスが集中するファジーカス選手以外の選手がどれだけ得点するかが川崎ブレイクサンダースの鍵となるでしょう。
対する栃木ブレックスは、超エリートの比江島選手、攻守に柱となっているロシター選手を中心に、遠藤選手、渡邉選手、ギブズ選手とどこからでも得点できるチームです。
ロースコアの展開となれば、川崎ブレイクサンダーにもチャンスがあるはず。
大注目の第1戦は、どのような試合展開になったのでしょうか。
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クオーターファイナル第1戦【勝敗を分けたポイント①】外角シュートの成功率
ゲームの先制は、栃木の遠藤選手のスリーポイント。
試合が終わってみれば、この
「外角シュートの成功率」
がゲームの勝敗を分けたひとつのポイントでした。
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この試合、栃木は10本のスリーポイントシュートを成功させました。
成功率は47.6%と上々です。
スリーポイント10本で30点、実はこの「30点」が試合の得点差と同じだったのです。
一方の川崎は、わずか3本。成功率は21.4%と栃木の半分以下で、2点シュートも成功率は50%を割っており、全体的にシュートの確率が悪かったと言えるでしょう。
クオーターファイナル第1戦【勝敗を分けたポイント②】強度あるディフェンスの維持
勝敗を分けたもうひとつのポイントが、「ディフェンス」です。
遠藤選手のコメントにあるように、「激しいディフェンスを1試合通じてできた」点です。
ディフェンスの強度を上げると、当然、体力を消耗します。
体力が落ちてくる後半になるとシュート確率にも影響が出てきます。
そこは、「タイムシェア」でカバーしました。
疲れてきたら選手を交代させて、強度を保ったのです。
タイムシェアは、選手層の厚さがないとできないことでもあります。
前半は10点差で終わりました。
10点であれば、後半まだまだ分かりません。
しかし、第3クオーターの出だしで、栃木はさらにディフェンスの強度を上げてきました。
そこが勝負所と見て仕掛けたチーム戦術が見事にハマったのです。
激しいディフェンスからターンオーバーを誘い、オフェンスでは思いっきりよく外角シュートを打ち続け、栃木ブレックスが点差を広げていきました。
試合は87-57の30点差で栃木ブレックスの圧勝。
川崎は良いところがなかなか出せなかったと思います。
クオーターファイナル第2戦【勝敗を分けたポイント】3Qにスティール7本
あとがない川崎ブレイクサンダース。
第2戦は栃木ブレックスのお株を奪うような激しいディフェンスを序盤から仕掛けます。
オフェンスでは林選手がスリーポイントシュートを2本沈めるなど、外角からのシュートも決まり、前半は栃木ブレックスが4点リードして終えました。
点差はわずかに2ゴール差、3Qの入りが非常に重要になります。
ここが試合のポイントとなるのは1戦目と同じです。
ここでも栃木は強度のあるディフェンスを見せます。
第3クオーターだけで7本のスティールを成功させたのです。
点差を一気に20点に広げ、3クオーターを終了。
第1戦と同じような展開となってしまいました。
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あとがない川崎ブレイクサンダーは第4クオーターに仕掛けるしかないのですが、チームの中心選手であるファジーカス選手がコートにいない状況となってしまったのです。
クオーターファイナル第2戦【勝敗を分けたポイント】テクニカルファール
第3クオーターの終盤、リバウンドを取りに行ったファジーカス選手がファールを吹かれてしまいました。
それがパーソナルファールの4つ目。
攻守にペイントエリアでプレイするファジーカス選手にとっては厳しい状況になってしまいました。
その笛に納得いかないファジーカス選手が審判に抗議。
その結果、テクニカルファールを取られてしまったのです。
これでパーソナルファール5つ。
ファジーカス選手はファールアウトとなってしまいました。
中心選手を欠いた川崎ブレイクサンダース。
この試合、活躍を見せた林選手がシュートを決めるなど、なんとか反撃を試みるのですが万事休す。
栃木ブレックスが89-62で2勝目を挙げ、セミファイナル進出を決めました。
ベテランの田臥選手がルーズボールに飛び込むハッスルプレーを見せるなど、チームの雰囲気は最高の状態。
2試合とも自分たちのバスケットボールを展開した栃木ブレックスが完勝。
2年前のファイナルと同じ結果となりました。
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