NBAでも数少ないアジア系を代表する選手といえばヤオ・ミンで間違いない。
アジアが誇るNBAのレジェンドだ。
現在なら日本の「渡邊雄太」
そして、これからドラフトの「八村塁」
田臥以来の日本人選手として注目を浴びている。
しかし今から約7年前、“リンサニティ”(リンの脅威)と呼ばれ旋風を巻き起こしたアジア系選手をお忘れではないだろうか。
現在はトロント・ラプターズで控えガードとして所属するジェレミー・リンである。
そんな彼が注目を浴びたきっかけを紹介する。
台湾出身の両親の下に生まれ、学業と部活ともに好成績を残しエリートの道へ
台湾出身の両親を親に持つジェレミー・リンはロサンゼルスで産まれた。
高校時代はキャプテンとして活躍したがNCAA所属の大学からはスカウトの声がかからず、名門ハーバード大学へ進学。
大学でもバスケの才能を見せつけ、4年次には平均16得点4アシスト4リバウド2スティール1ブロックを記録し、ジョン・ウッデン賞にも選ばれるほどに成長していた。
ニックスでの初試合から7連勝に導く脅威の大活躍!
NBAドラフトには選ばれず、サマーリーグ参加後にウォリアーズと契約するも29試合で平均2.6得点にとどまり、Dリーグへと移籍。
しかし2011年12月にニューヨーク・ニックスと契約してすぐにDリーグ(現Gリーグ、NBAの下部リーグに当たる)へ行くがそこでトリプルダブルの活躍等をし、ニックスのロースターに加わる。
そして迎える2012年2月4日のニューヨーク・ニックス vs ニュージャージー・ネッツ(現ブルックリン・ネッツ)戦、ベンチスタートから36分のプレイ時間で25得点7アシスト1ターンオーバーの活躍でチームを勝利へと導き全米に衝撃を与えたのだ。
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続くユタ・ジャズ戦で28得点8アシスト、ワシントン・ウィザーズ戦では初のダブルダブルとなる23得点10アシストを記録。
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さらにロサンゼルス・レイカーズ戦ではキャリアハイの38得点と大爆発し、1週間で3回のキャリアハイを記録したのだ。
またトロント・ラプターズ戦では87-87の同点から残り0.5秒で3ポイントショットを決め、メンタルの強さ、勝負強さも見せつけたのだ。
怪我に悩まされチームを転々とする生活へ
しかし、ニックスで怪我をした後はロケッツ、レイカーズ、ホーネッツ、ネッツ、ホークス、そして現在のラプターズとチームを転々とする事になってしまう。
また彼の髪型の変化も注目され、モヒカンやドレッドなど派手なものが多かった。
またYouTubeでは” jlin7 “というチャンネル名で動画を投稿しており、子供たちのバスケクリニックなどを行なっている動画も見られる。
怪我の影響もあり成績は衰えたが、時折見せる爆発力は未だに彼のファンを沸かしている。
そんなジェレミー・リンの今後の活躍に期待するばかりである。
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