NBA2018-19シーズンプレイオフ セカンドラウンド(ウエスタン)  「 デンバー・ナゲッツ(2)」vs「ポートランド・トレイルブレイザーズ(3)」

ファーストラウンドでは、唯一第7ゲームまでもつれ勝ちあがったデンバー・ナゲッツと劇的なブザービーターを決め4勝1敗で勝ちあがったポートランド・トレイルブレイザーズの対戦です。

レギュラーシーズンの直接対決はナゲッツの3勝1敗でしたが、全て10点差以内で更に2試合は3点差以内と肉薄していて最終順位も1ゲーム差でした。

プレイスタイルは異なる両チームですが、プレイオフの舞台でも接戦となるでしょうか。

 

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見所はリーグ屈指のバックコートコンビVS万能型ビッグマン

 ファーストラウンドは苦しみながらもスパーズに競り勝ったナゲッツ。

チームを牽引したのは、やはりヨキッチでした。

ほとんどの試合でトリプル・ダブル級の活躍を見せ、改めて存在感を示しました。

インサイド勝負になるとヌルキッチを欠くブレイザーズではヨキッチが有利に思えますが、カンターも想像以上の活躍を見せているので侮れません。

とはいえヨキッチはパスが捌ける上にアシストの精度も高まっています。

そのパスを受け取る1番手はジャマール・マレーでしょう。

ファーストラウンドでは、勝負所でシュートを決めたり平均20点以上を記録するなど3年目の若手が覚醒中です。

他にも安定して2ケタ得点を挙げるギャリー・ハリスや渋い活躍が光るミルサップなどがいますが、セカンドラウンドではチーム全体でディフェンスの貢献が求められそうです。

ブレイザーズは、リラードとマッカラムの得点力が不可欠です。

ファーストラウンドではリラードが完全にゾーンに入っていましたし、マッカラムも平均で20得点以上を挙げました。

しかしナゲッツは、サンダーよりディフェンス力の高いチームなのでどこまで今の状態をキープ出来るかがポイントになりそうです。

得点力ではカンターも大きな活躍がありましたが、今度の相手はヨキッチですので簡単には取らせてくれないでしょうし、ディフェンスでの貢献も必要になります。

アミヌとハークレスはディフェンス面での活躍が期待されますが、得点面でも貢献出来れば勝利が見えてきそうです。

後は、層が厚いと言えないベンチメンバーの出来次第でシリーズの明暗が分かれそうです。

期待通りの接戦

ナゲッツホームでスタートした第1戦は、点の取り合いになりフィールドゴール率も50%以上となった両チーム。

ブレイザーズはリラードがディフェンスに3ポイントを阻まれるものの39点を挙げるとカンターも26点を挙げますが、ナゲッツはヨキッチを筆頭に9人が得点を奪い全員バスケで先勝します。

第2戦はナゲッツのシュートが全く入らず前半で50-35とリードを奪われます。

後半に入るとオフェンスリバウンドの数で圧倒したナゲッツがセカンドチャンスポイントを取り盛り返しますが、ヨキッチがカンターのディフェンスに抑え込まれ16点しか挙げられず敗退。

イーブンに戻ります。

ブレイザーズのホームに移った第3戦は4度のオーバータイムに突入する死闘になりました。

一進一退の攻防のままオーバータイムに突入するも、決定的なシュートを決めきれず第3オーバータイムを迎えると終盤にミルサップのシュートが決まり勝利したかに思われましたが、リラードが決め返し4度目のオーバータイムに突入します。

ここで活躍を見せたのはベンチメンバーのロドニー・フッドでした。

終盤にミドルシュートと3ポイントを決めリードを奪うと、最後はヨキッチがフリースローを外す痛恨のミスで試合終了。

ブレイザーズが死闘を制しました。

第4戦はブレイザーズの控え選手セス・カリーが活躍を見せ前半をリードして折り返しますが、後半になるとナゲッツのディフェンスが固くなりシュートが入らなくなります。

逆にナゲッツはセカンドチャンスポイントを重ねリードを奪い返すと4Qには、この日11点を挙げたナゲッツのバートンが終盤に3ポイントを決め逃げ切り勝ちを収めます。

この試合ヨキッチは21得点を挙げトリプル・ダブルを記録、マレーは34点とチームハイの得点を挙げました。


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気力、体力を振り絞り勝利を掴んだブレイザーズ

 ナゲッツホームに戻った第5戦は、24得点を挙げたミルサップが序盤から積極的に攻撃を仕掛けるとインサイドを完全に支配しリバウンド、ペイント内ポイントで20以上の差を付けます。

ブレイザーズはリラードを含めて3ポイントの確率が上がらず、更に次々とセカンドチャンスポイントも取られ為す術もなく敗退。

ナゲッツが王手をかけます。


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ブレイザーズホームに移った第6戦は互いの持ち味を発揮し接戦となります。

しかし負けたら終わりのブレイザーズはロドニー・フットが25点、リラード32点、マッカラム30点と大活躍。

更にディフェンスでも気迫を見せ、ペイント内ポイントでもリードし勝利。

ナゲッツホームで行われた最終決戦となる第7戦は、1Qからナゲッツディフェンスが機能するとシュートミスも連発したブレイザーズが、前半で39点とロースコアで折り返します。

ナゲッツはマレーのペネトレイトやヨキッチがゴール回りで積極的に得点を取りに行きますが、この日2/19と3ポイントが全く入らず得点が伸びません。

後半に入るとブレイザーズが少しずつインサイドを攻め始めますが、この日エースのリラードが13点、フィールドゴール率17%と絶不調。

ならばと代わりに得点を重ねたのは相棒のマッカラムで、この日チームハイの37点を挙げる活躍。

3ポイントも徐々に入る様になると4Qにはターナーを筆頭に全員でインサイドに切り込みフリースローで得点を挙げていきます。

逆にナゲッツはブレイザーズのディフェンスの前にインサイドに入っていけず、外角シュートを打ちますが確率が上がらず苦しみます。

4Q終盤には追い上げるもののマッカラムに突き放され逆転負け。

ブレイザーズがカンファレンスファイル進出を決めました。

激闘に終止符を打ったベンチメンバー

第7戦までもつれ、プレイオフ史上2回目となる4度のオーバータイムまで演じた両チームが互角だった事は間違いありません。

そんな戦いに違いをもたらしたのはベンチメンバーでした。

しかも勝利を掴んだのはベンチメンバーの層の薄さが指摘されるブレイザーズでした。

ファーストラウンドでは平均3,2点だったロドニー・フットが、このシリーズでは14点まで上げ第3戦では勝負を決めるシュートを放ち第6戦では25点を挙げ勝利に貢献。

第7戦では負傷交代となったフットに代わりエバン・ターナーが果敢にゴールに切り込み14点を挙げる活躍を見せました。

ザック・コリンズもカンターの控えながら攻守で活躍し勝利に貢献しました。

改めてプレイオフでは、レギュラーシーズンの数字が意味を持たない事を感じました。


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ナゲッツもウィル・バートンやメイソン・プラムリーなどがベンチから出場し活躍しましたが、勝負所となった第6,7戦では違いを作るまでには至りませんでした。

負けはしましたが、ヨキッチの圧巻のプレイやマレーの成長、ミルサップのベテランらしいプレイオフでの戦い方など、勢いだけのチームではないと証明したと思います。

約1か月で14試合というハードスケジュールの疲労もあったと思います。

来シーズンの更なる飛躍に期待します。


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試合結果

※日付は日本時間

 

第1戦4月30日

(Home) ナゲッツ121-113ブレイザーズ(Away)

 

第2戦5月2日

(Home) ナゲッツ90-97ブレイザーズ (Away)

 

第3戦5月4日

(Away) ナゲッツ137-140ブレイザーズ (Home)

 

第4戦5月6日

(Away) ナゲッツ116-112ブレイザーズ(Home)

 

第5戦5月8日

(Home) ナゲッツ124-98ブレイザーズ(Away)

 

第6戦5月10日

(Away) ナゲッツ108-119ブレイザーズ (Home)

 

第7戦5月13日

(Home) ナゲッツ96-100ブレイザーズ(Away)

 

ナゲッツ3-4ブレイザーズ

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