【高校バスケ】令和最初の男子関東大会は実践学園が優勝! 2位は土浦日大

6月1、2日に山梨県で行われた、令和最初の関東大会。

ウインターカップの出場枠をかけた争いでもあった今大会ですが、東京・実践学園の優勝で幕を閉じました。

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事前のベスト4予想は1校を除き的中!

<本文>

事前に展望記事をアップしましたが、そこでのベスト4予想は、こうでした。

 

>八王子、土浦日大、市立船橋、実践学園、大胆にベスト4はこの4校と予測します。

 

結果は、法政二、土浦日大、市立船橋、実践学園でした。

法政二が八王子をやぶるアップセットを見せ、ベスト4入りを果たしました。

それ以外は順当な勝ち上がりだったと見ています。

 

1回戦屈指の好カードは土浦日大が勝利!

1回戦の好カードとして挙げた土浦日大-桐光学園戦でしたが、終盤まで試合展開が読めない好ゲームとなりました。

第1クォーターは桐光学園がスタートダッシュに成功。

9点ロードで終えました。

 

第2クォーターに入ると土浦日大が反撃。

注目選手に挙げた鍋田選手のスリーポイントシュートが面白いように決まると、桐光学園を逆転し、前半は土浦日大が6点のリードを奪いました。

 

第3クォーター、リベンジを狙う桐光学園がギアを上げて来ました。

一時は逆転する時間もありましたが土浦日大のリードはわずかに3点。

 

最後まで分からない展開となった第4クォーター。

注目のスリーポイントシューター土浦日大 #10 鍋田選手が15本のスリーポイントシュートを決めるなど、土浦日大が競り勝ち、2回戦に進出しました。

2回戦で法政二がアップセットで4強入り!

2回戦の好カードとなったのが、法政二-八王子戦。

八王子学園八王子は注目選手の#7 ウスマヌ ジャ選手が23リバウンド、29得点の活躍を見せました。

 

ところが、対する法政二は1年生のときから試合に出場している#17 佐藤 悠真選手がスリーポイントシュート4本を含む25得点と大車輪の働きを見せ、第4クォーターで逆転し、アップセット。

見事にベスト4入りを果たしたのです。

 

そのほか、市立船橋、実践学園が順当に勝ち上がり、初日を終えました。

準決勝① 法政二−土浦日大

勝てば、ウインターカップの出場枠が増える注目の準決勝。

法政二は、司令塔の#3今池翔大選手のほか、#5田中一真選手、#17佐藤悠真選手、#31皆藤太郎選手の4人が二桁得点するなど、中外どこからで得点を重ねるが、土浦日大は#4陳岡燈生選手がゲームハイの29得点、11リバウンドのダブルダブルの活躍を見せ、粘る法政二を退けて決勝進出を決めました。

 

注目の鍋田選手は厳しいマークに遭い、スリーポイントシュートは3本にとどまりました。

代わりに活躍したのが#9神魁杜選手です。

この試合5本のスリーポイントシュートを沈めました。

しかも成功率が71%という驚異的な数字。

 

この神選手は青森県藤崎中学の出身で、中学生の時から屈指のスコアラーとして名を馳せていました。

各地方のスコアラーが集まる土浦日大の選手層の厚さを感じさせた準決勝でした。

準決勝② 市立船橋−実践学園

もうひとつの準決勝は、一時、20点以上差が開いたものの市立船橋が驚異の追い上げを見せ、接戦になりました。

実践学園は中学も強豪で、全中(全国中学校バスケットボール大会)で何度も優勝しているほどです。

その選手たちが高校に上がって中心になって活躍しています。

中でも#7エース江原 信太朗選手は全中優勝はもちろん、アンダーカテゴリーの日本代表候補に選ばれる選手。

 

この試合もチームハイの23得点で勝利に貢献した江原選手。

そのほかにもルーキーながら14得点した#17新井 翔太、ダブルダブルを達成した#8⼭⼝浩太郎選手と、4人が二桁得点をしました。

 

前半を終えて11点差でしたが、市立船橋は#5楊博選手が26得点、#7和田将英選手が25得点と活躍を見せ、一時6点差まで詰め寄りましたが、最後は実践学園が逃げ切りタイムアップ。


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決勝 土浦日大−実践学園

中学での実績も豊富な選手が集まる両チーム。

点を取られたら取り返す拮抗した展開で前半を終え、実践学園のリードはわずかに2点。

後半も激闘が予想されました。

 

第3クォーター、実践学園が5連続でシュートを決め一気に11点差にリードを広げました。

最終の第4クォーターに入ると土浦日大がオールコートの激しいディフェンスでターンオーバーを誘発。

残り1分というところで4点差まで詰める追い上げを見せました。

 

しかし、土浦日大の猛追も及ばす、実践学園が関東大会初優勝を果たしました。

これで、ウインターカップの出場枠は東京都に1つ、茨城県に1つが与えられることになると思います。

ウインターカップは東京都で開催されるため、東京都はウインターカップ予選1位のチームが1つ目の枠、同2位が関東大会優勝で得た2つ目の枠、そして同3位が開催地枠での出場となり、3校がウインターカップ出場となるはずです。

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