
1997年にドラフト1位でサンアントニオ・スパーズに入団したティム・ダンカン。
入団以来、スパーズ一筋19年。
派手な事はせず基本に忠実なプレイスタイルを貫いた、いぶし銀の男。
それがレジェンド「ティム・ダンカン」
彼の魅力を紹介してみたいと思います。
19年の間に手に入れた5つのチャンピオンリング
1つ目のチャンピオンリング
1998-99シーズンにデビッド・ロビンソンとツインタワー擁しファイナルでニックスを倒し優勝。
ダンカンはファイナルMVPに輝きました。
2つ目のチャンピオンリング
2002-03シーズンでは2年連続シーズンMVP受賞し、ファイナルではネッツと対戦しダンカンの24.2得点17.0リバウンド5.3アシスト5.3ブロックという活躍もあり優勝。
ダンカンは2度目のファイナルMVP受賞しました。
3つ目のチャンピオンリング
2004-05シーズンでデビッド・ロビンソン引退後にパーカー、ジノビリと共にビッグ3を結成しファイナルでピストンズと対戦し、第7戦までもつれましたが粘り切ったスパーズが優勝。
シリーズ全試合でダブルダブルを達成したダンカンが、史上4人目となる3度目のファイナルMVPを受賞。
4つ目のチャンピオンリング
2006-07シーズンで、ファイナルでは若き日のレブロンが所属するキャバリアーズをスイープし優勝。
この頃、全盛期の勢いを失いつつあったダンカンに変わって活躍を見せたパーカーがファイナルMVPを受賞。
5つ目のチャンピオンリング
2013-14シーズンで、前年ファイナルで敗れたレブロン率いるヒートに完勝し最後のチャンピオンリングを手に入れる。
ファイナルMVPはカワイ・レナードでした。
ダンカンが残した偉大な記録
ダンカンは19年のキャリアの中でいくつものタイトルと共に記録も残しました。
・18年連続シーズンリバウンド500本以上
・同一チームでのレギュラーシーズンの勝利数:954勝
・レギュラーシーズンでのダブルダブルを達成した試合数:830試合
・プレイオフでのダブルダブルを達成した試合数:164試合
・オールNBAチーム、オールディフェンシブチーム共に15回選出
これら全てが歴代1位の記録。
記録自体も勿論ですが、19年間強豪の同一チームで必要とされ、出場し記録を作ってきたという事実が何よりも凄い事ですよね。
「史上最高のパワーフォワード」呼ばれるのも納得です。
スパーズのヘッドコーチであるグレッグ・ポポビッチとの絆
これまで強豪チームであるスパーズを率いてきた名将は、20年近いキャリアのほとんどをダンカンと共に歩んできました。
試合中であっても、間違ったプレイをする選手には怒鳴りつける事がある程厳しいコーチです。
更にポポビッチは、キャリアに関係なく全ての選手を平等に扱う為、それがベテラン選手になったダンカンでも変わりませんでした。
しかし、コートの外では温厚でダンカンと食事に行く事も多かったそうです。
そんなヘッドコーチだからこそ、今までダンカンもスパーズ一筋でやってきたんでしょうし、それを見てきた若い選手たちにはそういった「スパーズイズム」が受け継がれていくのかも知れません。
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2016年12月18日(現地時間)に行われたダンカンの永久欠番セレモニーでは、2人の関係性がよく分かるシーンがありました。
ダンカンの
「コーチ・ポップ(ポポビッチの愛称)、コーチ以上の存在でいてくれてありがとう。僕にとっては父親のような存在でした。ありがとう」
という言葉に
「スーパースターが時々ちょっとやってくれれば、ほかの全員は黙って共調する。だから、君を指導させてくれてありがとう。ティミー(ダンカンの愛称)」
と返しました。実はポポビッチは、ダンカンの父親が亡くなる前に息子が変わらない様に見守って欲しいと頼まれたそうです。選手とコーチ以上の絆があったことが分かりますね。
ティム・ダンカン財団を通じて支援活動
引退後は、趣味であった車などのカスタムショップを経営していますが、2017年にヒューストンや故郷のバージニア諸島で起こったハリケーンの被害に対してティム・ダンカン財団を通じて救援物資や救済金などの寄付を行いました。
ダンカンはアスリートとしても、コートの外の1人人間としても、とても尊敬すべき人物ですね。
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