秋田・山王中学から茨城・土浦日大に進学し、現在は日本大学でプレイする杉本天昇(すぎもと・てんしょう)選手。
「入り出したら止まらない」生粋の点取り屋です。
凄まじいほどの得点能力を、レジー・ミラーの“ミラータイム”をもじって
「天Show Time」(天昇タイム)
と呼ぶ人がいるほど。圧巻の得点シーンは、まさにShow Timeそのものです。
高校時代、1試合に12本のスリーを決めて60得点!!
関東新人大会での八王子との決勝戦。
後半、怒涛の反撃で土浦日大が追いつく。
その立役者が杉本天昇選手。
その時の動画がこちら。
まずは、とにかく見ていただきたい。
相手の八王子には留学生のドゥドゥ選手がいます。
彼がマークしていても一瞬の隙をついてシュート。
スリーポイントシュートを5、6本目あたりから、会場がざわつき始めます。
結局、105-102という超ハイスコアで土浦日大が優勝。
杉本選手は12本のスリーポイントシュートを決め、60得点でした。
チーム総得点の半分は杉本選手が取ったということになります。
スリーポイントラインから離れた位置からも打つし、マークされていても、ピポッドでディフェンスを押し込み、引いてできた隙を狙ってスリーポイントシュートを打つシーンはコービー・ブライアントのそれと重なる気がします。
そして、相手の八王子・ドゥドゥ選手もなんと60得点していたんですね。
杉本選手とドゥドゥ選手、2人の得点シーンを見るだけでも楽しいと思います。
大学で、さらに磨きがかかった得点能力
身長は185センチ、バスケットボールでは決して大きい方ではありません。
さらに、スピードがあるわけでもありません。
では、なぜそんなに得点できるのか?
その秘密はシュートを打つ「タイミング」にあると見ています。
シュートレンジの広さはもちろんなのですが、他人とは違うタイミングで打ってくるためにディフェンスがブロックできずシュートが打てるのです。
それもひとえに、杉本選手のシュート力が高いからこそ。
どんなタイミング、どんな体勢でも、シュートが打てれば決める自信があるのだと思います。
実際に、かなりのタフショットと言える体勢でも、ネットを揺らすシーンをたくさん見てきました。
努力というよりもセンス。
そんなものを感じさせるプレイヤーです。
おそらく、遠くない未来に、日本代表のユニフォームを着てコートに立つ彼を見ることになるでしょう。
杉本選手は3×3にもチャレンジしていますので、近くで彼のプレイを見るチャンスです。
ぜひ、この機会に直近で「天Show Time」を体感してください。
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