2018-19シーズンのプレイオフを振り返る。スリーピートの夢が儚く散ったウォリアーズの「もしも怪我人が出ていなかったら?」を勝手に妄想してみる

ロサンゼルス・レイカーズが2000~2002年にかけて達成して以来のスリーピートに挑んだウォリアーズでしたが、主力メンバーの大怪我もあり42でラプターズに敗れました。

アクシデントも含め3シーズン連続で優勝するというのは難しい事なんだなと改めて感じました。

とはいえ実際多くの人が、怪我人が出ていなければウォリアーズが優勝していたと思っているのではないでしょうか?

もちろんスポーツの世界に「たら、れば」は存在しませんが、思わず言いたくなってしまう程の選手が離脱してしまったのも事実です。

という事で、ここでは勝手な妄想を書いてみたいと思います。

 

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主力ばかりに起こったアクシデント

プレイオフに入って怪我をしたのはカズンズ、デュラント、ルーニー、トンプソンでした。

カズンズはプレイオフ1回戦で左大腿四頭筋の断裂で離脱しましたが、ファイナルで復帰を果たしました。

しかしチームケミストリーはイマイチでしたし、初のプレイオフという事もあり本来の姿ではありませんでした。

ルーニーは第2戦で第1肋軟骨骨折したにも関わらず第4戦から復帰しました。

しかし試合中には、体を張るポジションの為、顔をしかめる場面も多く見られ本調子でないのは明らかでした。

トンプソンは第2戦で左ハムストリングを痛め第3戦は欠場したものの第4戦で復帰してからは絶好調でしたが、第6戦で3Q途中に膝を痛め負傷退場しました。

デュラントはプレイオフ2回戦で右ふくらはぎの怪我により離脱していましたが、チームが追い込まれた第5戦で復帰するも再び足を痛めてしまい負傷退場となりました。

ルーニー以外はスターターですし、ルーニー自身もベンチからは2番手で出てくる主力メンバーです。

もしトンプソンが怪我をしていなかったら

まずは第6戦の3Qにトンプソンが怪我をしなかったと仮定した場合、ウォリアーズが勝っていたと思います。

理由は、その時間帯までにトンプソンが4本の3ポイントを含む30得点と絶好調だった事。

また4Qにウォリアーズが逆転された原因が、トンプソンが抜けた事によるディフェンス力の低下と、オフェンス時にカリーにマークが集中し攻撃のリズムが崩された事だったからです。

それでもドレイモンドやイグダーラが3ポイントを決め喰らい付いた事を考えれば攻守で活躍できるトンプソンがいれば、この試合は勝てていたと思います。

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7戦はどうでしょうか?

私はウォリアーズが勝っていたと予想します。

理由は3つ。

1つ目、近3試合のトンプソンのパフォーマンスが素晴らしかった事。

高確率で30点近くを挙げ、3ポイントに至ってはシリーズで5割以上をキープしていました。

それでいてディフェンスでも大きく貢献しています。カズンズも得点を取れてきていましたし。

2つ目、レナードの疲労の色が濃くなってきていた事。

ファイナル以前から激しいマークを受け続けスタッツも下がってきていました。

また、ファイナル最終戦という舞台で終盤まで試合がもつれれば、周りは

「シュートを落とせない」

というプレッシャーを感じレナードにボール預ける場面が増える気がします。

もしその様な展開になれば、ウォリアーズは過去のファイナルでレブロン相手に何度も経験しており優位に立てると思います。

3つ目、やはり経験が物を言いそう。

ラプターズにも経験者はいますが、チームのほとんどが4年連続でファイナルを経験しているウォリアーズ。この差は圧力、焦り、苛立ちなど目に見えない所で大きな違いを生むと思います。

「勝ち方を知るチームは最後の最後に理屈ではない不思議なパワーが出せる」そんな気がします。

もしデュラントが怪我をしていなかったら

ファイナルで最初からデュラントがチームにいた場合、かなりの確率でウォリアーズが優勝していたと思います。

プレイオフに入ってからデュラントは、信じられない勢いで得点を取っていましたし確率も高かったです。

ディフェンス力も高くプレイスタイルを考えればレナードとよく似ています。

レナードの方が少しディフェンス力が高く、デュラントの方が少しオフェンス力が高い、そんなイメージでしょうか。

デュラントがいる事で1番大きなアドバンテージはマッチアップにあると思います。

ウォリアーズのオフェンス時、恐らく最初はデュラントにシアカムかグリーンを付けるでしょうが1人では止められないと思いますし、ダブル・チームに行けばパスを出されカリー、トンプソンの3ポイントの餌食になります。

失点が増えればレナードがマッチアップする事になるでしょう。

そうなればデュラントの得点力は落とせてもレナードのファウルは増えるでしょうし、スタミナも奪われます。

逆にディフェンスではレナードにイグダーラやトンプソンが付きデュラントはシアカムにマッチアップする筈です。

そうなればシアカムも簡単には得点できないと思うので、得点面でもレナードの負担は大きくなります。

このシリーズでウォリアーズが負けた試合の大きな要因はカリー、トンプソンが徹底マークされ3ポイントをオープンで打てなかった事、パス回しから得点に繋げなかった事、セカンドチャンスポイントを多く決められた事が挙げられます。

しかしデュラントが入ればカリー、トンプソンに徹底マークするのは現実的に不可能になり3ポイントを決められるシーンは増えます。

パス回しにしても、デュラントがディフェンスを引き付けられるのでノーマークの選手を作り易くなり、ドレイモンドも乗ってくるでしょう。

デュラントはリバウンドにも絡めるのでセカンドチャンスも多少は減らせた筈です。

もちろん理屈通りになるほど簡単ではありませんが全体的な流れとしては、このような展開になる可能性が高いのではないでしょうか?

これらの場合ファイナルMVPは?

デュラント不在で優勝した場合は、今までのスタッツから考えてトンプソンだったと思います。

爆発力ではカリーですが、堅実に高いパフォーマンスを維持していたのはトンプソンですし、ディフェンスの貢献度を考えてもやはりトンプソンでしょう。

デュラントが出場していた場合は、やはりデュラントになってしまうでしょう。

何故ならば、ウォリアーズの攻撃オプションの1番手はデュラントであり安定して得点を重ねる為、必然的にカリー、トンプソンの得点はあまり伸びません(12試合なら別ですが)。

しかしこれが現在のウォリアーズの基本形であり、勝ち星を重ねてきました。

今回2人のスタッツが伸びたのもデュラントが怪我をした後からです。

そういう意味では、展開や流れにもよりますが、可能性があればドレイモンドでしょう。

オフェンス時にデュラントがいれば、スペースが広がりパスの選択肢も増えて間違いなくアシスト数は伸びたでしょうし、ディフェンスでもアグレッシブに行けた筈です。

ですが、過去の傾向から見ても現実的なのは得点で圧倒的なパフォーマンスを続けたデュラントでしょう。

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