シックスマン賞にも輝いたラマー・オドムの悲劇的な人生。母の他界、薬物依存、次男との別れ・・・そしてバスケ界へ復帰に向けて

2009, 2010年に優勝に輝き、2011年にはシックスマン賞も受賞しているラマー・オドム。

輝かしいキャリアにも見えるが、彼が今までに歩んだ人生は壮絶なものであった。

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家族を失い薬物依存症になった過去

大学2年生の時にアーリーエントリーでNBAドラフトに参加し1巡目4位でロサンゼルス・クリッパーズに指名され、1年目からオールルーキー1stチームに選出される活躍を見せた。

その後マイアミ・ヒート、ロサンゼルス・レイカーズへと渡り、レイカーズでは2度の優勝に貢献し彼のNBAキャリアは輝かしいものとなっていた。

家族を失う過去、薬物依存、離婚、引退

実は彼の過酷な人生は幼い頃から始まっていた。

 

 

父は元海軍兵であったが薬物依存症であり、母親に育てられた。

しかしその母もラマー・オドムが14歳の時に他界してしまう。

 

 

以前から彼の母はラマーのバスケの才能を見出しており、彼にバスケを続けさせ彼もまたバスケに熱を注いだ。

彼がレイカーズへ移籍した翌年の2006年。

彼の次男が乳幼児突然死症候群で生後わずか半年で亡くなってしまう。

その後彼の祖母も立て続けに他界してしまい彼の精神は不安定になっていった。

2012年には薬物依存症でリハビリ施設に入所、2013年には元妻のクロエ・カーダシアンとの離婚届を提出している。

2015年には売春宿で意識不明の重体になっているのが見つかり病院へ運ばれ、12回の脳卒中と6回の心臓発作を繰り返す中奇跡的に一命を取り戻した。

バスケ復帰を目指す?現在のラマー・オドム

NBAは事実上の引退となった彼だが、2018年には中国リーグでの復帰をするという発表をした。

またBIG3リーグという3対3形式のバスケリーグへ参加するプランもあるとも発表しており、今後の彼の活躍に注目である。

現役当時から人懐っこい笑顔と無邪気な性格で多くの人々から人気があったラマー・オドム。

奇跡の生還から4年経つ今でも彼の現役復帰を望む人々は多いだろう。

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