ヒップホップミュージックとNBAは切っても切れない関係。
カナダ出身のドレイクはいつもラプターズの試合の最前列で相手チームを煽り、ブルックリン出身のJAY-Zはブルックリンネッツのオーナーです。
かつてNBAには80年代から90年代初頭に活躍した伝説のヒップホップグループRUN DMCの名前をもじったRUN TMCというニックネームのついたトリオがいました。
RUN TMCとはなんぞや?誰?
今日はそんなお話。
RUN TMCの始まり
1989年にゴールデンステート・ウォリアーズで始まった、3人の選手に対するニックネーム。
そのプレイスタイルから、こう呼ばれました。
RUN TMC
RUN TMCのプレイスタイル
彼らのオフェンススタイルはランアンドガン。
セットプレイやディフェンスには重きを置かず、走って、走って速攻で攻めまくるスタイル。
相手よりたくさん点をとって勝ち切る!
RUN TMCのメンバー
RUN TMCの「TMC」は全て選手の名前の頭文字からきています。
T……Tim Hardaway (ティムハーダウェイ)
ポイントガードで、キラークロスオーバーが得意!
M……Mitch Richmond (ミッチ・リッチモンド)
シューティングガードで、ドライブもできるシューティングマシン
C……Chris Mullin(クリス・マリン)
スモールフォワードで3ポイントの名手、パスもうまい。
初代ドリームチームメンバー
RUN TMC スコアにみる記録
1990-91年のシーズン開幕戦ではデンバー・ナゲッツを相手に
162–158
で攻め負かしてます。
NBAの公式戦の歴史上、 最も高得点の記録です。
(※オーバータイムなしで終了した試合の中での最高得点※)
いかがですか?
このトリオはミッチ・リッチモンドのトレードにより2年で終焉を迎えてしまいますが、いまでもファンの間では語り継がれています。
近年のディフェンス重視のNBAではなかなかみられないですが、やっぱりたくさん点の入る試合の方が面白いですよね?
こんな試合もたまにはまた観たいですね!
【文:ethanshun】
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