高校バスケの花形は男子であり、高い人気を誇ります。
では女子は面白くないのかというと、決してそんなことはありません。
現時点で世界と戦えるのは女子バスケであり、高校生世代のアンダーカテゴリーでも女子日本代表の活躍は目覚ましいものがあります。
そこで今回は、男子顔負けのプレーを魅せる女子選手をピックアップしました。
1on1のスキルは男子張り! 注目の選手はこの3人だ
女子バスケと言えば、日本代表が展開するバスケのように、激しいディフェンスからボールを奪い、早いパス回しから高確率のスリーポイントシュートを沈める。
そんなイメージを持っている人も多いと思います。
実際に、現女子日本代表のヘッドコーチを務めるトム・ホーバス氏は、190センチ台の渡嘉敷来夢選手をはじめとする長身選手にもスリーポイントシュートの精度を求めています。
しかし、バスケットボールの魅力はスリーポイントだけではありません。
巧みなドリブルスキルから相手をかわしてペネトレイト、華麗にゴールを決めるのもバスケットボールの醍醐味です。
そんな男子のようなバスケットを展開し、ワンハンドシュートを華麗に決める女子選手がいます。
精華女子(福岡)の三浦 舞華選手(3年)と、同じく精華女子の樋口 鈴乃選手(3年)。
そして、桜花学園の江村 優有選手(2年)の3人です。
集大成となる今年、大輪を咲かせるか。得点力のある2人のガードに注目!
この試合、精華女子は青のユニフォームです。
#4がポイントガードの樋口 鈴乃選手、#7がシューティングガードの三浦 舞華選手。
精華女子 vs 小林(FULL) 全九州 高校バスケ 女子決勝
樋口 鈴乃選手はこの試合で25得点、三浦 舞華選手は27得点で九州大会優勝に貢献しました。
1年生から主力としてコートに立ってきた2人。
彼女たちがどんなプレーをするのか。
百聞は一見に如かずということで、ナイスプレー集を作りましたので、とにかく見てください。
三浦 舞華選手のお父さんは元実業団(NKK)で活躍したバスケットボール選手です。
黄金期の能代工業でキャプテンを務め、全国制覇を果たしたそうです。
さらに、三浦 舞華選手はU17日本代表としてワールドカップに出場。
世界を相手に戦った経験があります。
インターハイでも2人の活躍に期待したいですね。
得点力は高校生の中でトップレベル!? 飽くなき得点欲を見せるスコアラー
今年の2月に行われた東海新人大会の決勝、岐阜女子-桜花学園の試合。
桜花学園は青のユニフォームで、2年生ながらポイントガードを務めたのが#10江村 優有選手です。
岐阜女子 vs 桜花学園 2019 東海大会 新人 決勝
昨年の愛知インターハイで優勝した桜花学園にあって、1年生からスタートを務める逸材です。
まだ2年生ということで3年生に遠慮している部分が見て取れるくらいであり、本来のスコアラーぶりを発揮すればこんなものではないと、彼女の中学時代を知る人は口をそろえるはずです。
長崎県の広田中時代、九州大会で1試合64点取ったほどですからね。
この動画は、ジュニアオールスター2016の女子決勝戦。
江村選手はこの試合、39得点しました。
U16日本代表候補に入るなど、彼女も世界で戦える選手となる日は近いでしょう。
地元が近い鹿児島で燃えないわけがないでしょう、江村さんの活躍から目が離せませんね。
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