1990年初頭に全米大学バスケ界を席巻したFab５（ファブファイブ）を知っていますか？
Fab 5 とは英語のFabulous (すばらしい)５人というミシガン大学ウルバリンズのスタメン全員がオール１年生の全米バスケ界にその名を轟かした名チーム。
今日は彼らについて書いていきたいと思います。
２年連続でファイナル進出も・・・
１年生のときは、優勝には残念ながら届かず、1992年はグラント・ヒルなど所属の名門デュークに敗戦。
２年次は名門ノースカロライナに敗戦。
しかもこの時タイムアウトが残っていないにもかかわらず、クリス・ウェバーがタイムアウトを要求してしまい、テクニカルファウルをとられ、敗戦してしまいました。
その後Fab5はNBAにアーリーエントリーなどで解体。
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その素晴らしい５人とは？誰？
クリス・ウェバー
Fab5 の中心パワーフォワード。
大学時代数々の賞を総なめ、大学２年修了時でアーリーエントリードラフト１巡目１位でマジックから指名。
その後すぐ、アンファニー・ハーダウェイとの電撃トレードでウォリアーズへ。
その年新人王獲得、いろいろなチームを渡り歩き、ピークはサクラメント・キングス時代。
アシストもうまいパワーフォワード。
現在はNBA解説者をしている。
ジャーレン・ローズ
身長203ｃｍの大型ポイントガード。
大学３年終了後アーリーエントリーでナゲッツから1巡目13位指名。
最盛期はインディアナ・ペイサーズでファイナル進出。
現在はNBAアナリストとして活動中。
昔から口が達者で有名である。
ジュワン・ハワード
大学３年修了時、アーリーエントリー１巡目５位でワシントン・ブレッツ（現ウィザーズ）指名。
ブレッツ時代はウェバーともプレーした。
マイアミ・ヒートでFab5唯一のNBA優勝経験者。
2019年5月母校のヘッドコーチ就任、感極まり号泣。
ジミー・キング
彼はアーリーエントリーはせず、4年生終了後に2巡目３５位でラプターズから指名。
NBA在籍2年、際立った活躍はみせる事はできなかった。
2006年インタビュー時にはウォールストリートでファイナンシャルアドバイザーをしているとのこと。
レイ・ジャクソン
彼も４年間大学に通う。
彼が唯一ドラフトされず、プレシーズンでNBA入りを狙うも夢かなわず。
彼は後に自分だけNBAに行けなかった事実を克服するのにかなりの時間を要したと語っている。
現在地元テキサスで引っ越し業などに従事。
一世を風靡したスタイル
彼らのユニフォームスタイルは黄色いスクールカラーのユニフォームをダボダボで履いて（バギー・パンツ）皆で黒いソックスで合わせる、当時は革新的なスタイル。
これが、当時はめっちゃオシャレだったのだ。
実はあの人も同じチームに！？
この生きのいい一年生をベンチから支えて占めた4年生。
シックスマンとして活躍したのは今何かと話題のレイカーズGM、ロブ・ペリンカ！
成績も優秀だった彼は後に弁護士、スポーツエージェント（コービー・ブライアントの）で、現在はレイカーズGMでマジック・ジョンソンにこいつは信用に値しないといわれてしまっていますが、大学時代はピュアシューターとして、重要な役割を担っていました。
背番号３が彼です。
いかがでしたでしょうか？
脅威の１年生集団、Fab５、5人中4人がNBA入りのタレント集団。
このような伝説の1年生集団がまたいつの日が現れることを期待したいですね！
【文：ethanshun】
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