広島ドラゴンフライズを支える朝山正悟！選手兼監督を務めたベテランシューターってどんな選手なの？

1部昇格を目指してB2リーグで奮闘する広島のプロバスケットボールチーム、広島ドラゴンフライズ。

チーム顔として活躍している選手と言えば、朝山正悟選手をあげる人が多いのではないでしょうか。

日本代表候補にも選ばれたこともあり、広島では選手としてだけではなく、監督としてもチームを引っ張ってきました。

今回は広島を悲願の1部昇格に導くキーマンである、朝山選手のこれまでの経歴やプレースタイル、試合だけでは分からないキャラクターまで、たっぷり紹介します！

長くトップチームで活躍！朝山選手の経歴とは？

B2リーグに所属する広島ドラゴンフライズの顔として活躍する朝山選手ですが、長らく日本のトップチームに所属していました。

学生時代から活躍をして名門、早稲田大学でも主将としてチームを牽引しました。

大学を卒業した朝山選手は、これまた名門の社会人チームを渡り歩きます。

最初に入団したのは、日立サンロッカーズで、その後はオーエスジーフェニックス（現三遠ネオフェニックス）→レラカムイ北海道（現レバンガ北海道）→アイシンシーホース（現シーホース三河）→三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋（現名古屋ダイヤモンドドルフィンズ）。

どのチームも現在B1リーグで活躍しているチームです。

さらに、どのチームでもエース級の活躍をしており、オーエスジーフェニックス時代には、スーパーリーグの優勝やJBLのオールスターNBAを獲得して、日本代表候補にまで上り詰めています。

アイシンシーホースでは、オールジャパン優勝やJBL優勝を果たしますが、そこで同僚としてプレーしていた佐古賢一選手（現日本代表アシスタントコーチ）との出会いが、朝山選手のバスケット人生に大きな影響を及ぼすのです。

なぜB1の強豪チームから広島ドラゴンフライズに移籍してきたのか気になるところですね。

それは、アイシン時代に同僚だった、佐古賢一選手が広島の監督に就任したことが影響しています。

佐古監督は若い選手が多い広島の優勝のために、若手を引っ張るリーダーの獲得を望んでいました。

そこで、アイシン時代のチームメートで、日本代表候補にも選ばれたことがある朝山選手をスカウトしたのです。

アイシン時代から佐古監督を慕っていた、朝山選手はスカウトに快諾して、広島に加入することになりました。

その後、佐古監督の思惑通り、リーダーシップを遺憾無く発揮して、主将どころか、選手権監督や選手権コーチとしてチームを牽引することになるのです。

朝山選手は日本人選手に中でも、突出した得点能力が魅力です。

広島で迎えた37歳のシーズンでも平均得点が15点以上と外国人選手に引けを取らない得点能力を見せています。

その得点を支えるのが、ベテランになっても衰えないシュート力です。

3Pシュートのシーズン平均も40％前後と安定しており、爆発力も兼ね備えています。

もちろん、ベテランとして戦局を冷静に判断しつつ、チームを鼓舞するリーダーシップを持ち合わせており、コート内はもちろんコート外からでもチームを支えます。

まさに、「チームの顔」にふさわしい、魅力的なプレースタイルの選手です！

渋いヒゲで、ダンディーな雰囲気の朝山選手ですが、「スイーツ男子」という意外な一面もあります（笑）

好きなスイーツはワッフルやパンケーキというコメントもあり、以外な一面かもしれません。

他にも趣味はカブトムシやクワガタなどの昆虫採集となかなかお茶目な一面もあります！

実際にチームを盛り上げる、明るいキャラクターで、ファンサービスも非常に素晴らしい朝山選手。

これからも、広島を引っ張ってB１昇格に導いて欲しいですね！