NBAで歴代最高のシューターといえば、レジー・ミラーをあげる人も多いのではないでしょうか。
細身の体で、決して身体能力もずば抜けているわけではないミラーですが、その長い腕から繰り出されるシュート力の高さから、NBA屈指のピュアシューターとして活躍しました。
今回は「魔術師」とも形容される、ミラーのプレースタイルをはじめ、経歴や意外な一面まで紹介します。
家系が半端ない!ミラーの経歴はすごかった
レジー・ミラーには姉、妹と兄がいますが、実は姉もバスケットボール選手で、ミラーにも負けずとも劣らない名選手として活躍しました。
なんとオリンピックで金メダルを活躍しており、子ども時代はミラーと一緒に練習をして、ミラーは負けっぱなしだったとか。
兄もMLBの選手ですので、身体能力が高くないとは言われるミラーですが、一流スポーツ選手としての遺伝子は受け継いでいるようです。
バスケットボール選手としては、学生時代から大活躍しており、往年の名選手カリーム・アブドゥル・ジャバーの出身校である、UCLAに所属して、そのジャバーに続く通算得点を記録しています。
その後、インディアン・ペーサーズにドラフト1巡目で指名されて以来、ペイサーズ一筋でプレーしています。
UCLA、ペイサーズともにミラーの背番号31は永久欠番となっており、フランチャイズプレイヤーとして、チームに愛されるプレイヤーでした。
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シュート精度だけじゃない!クラッチシューターとしても歴代トップクラス
レジー・ミラーのプレースタイルといえば、何と言っても「精度の高い3Pシュート」をあげる人が多いと思います。
3P成功数はレイ・アレンにつぐ歴代2位であり、1位のレイ・アレンに
「歴代最高のシューターはレジー・ミラー」
と言わしめるほどの伝説的なシューターです。
なぜそれほどまでに、多くの人の脳裏に、そして記憶に焼き付けられているのかというと
「クラッチシューター」
としての活躍に理由があるのかもしれません。
レジー・ミラーは大舞台で勝負を決める一撃を決める、誰もが恐れるシューターでした。
「ミラー・タイム」
と呼ばれる、ミラーの神がかったクラッチプレーは、あの神様ジョーダンも止められなかったほどです。
有名なのは1995年のイースタンカンファレンスの準決勝でニューヨーク・ニックスと対戦した試合です。
なんと残り16秒で6点負けいた場面で、9秒間で8点を一人で稼ぎ出して逆転勝利に導いたのです。
衝撃的なのが、3P成功→スローイングをスティール→3Pラインまで戻って3P成功という一連のコンビネーション?です。
まさに「魔術師」のような、あっという間の得点劇です。
このような、名場面をいくつも作り出しており、ミラーが歴代最高のピュア&クラッチシューターとして語り継がれる理由です。
プレー以外にもトラッシュトークが得意!?ジョーダンにも物怖じしない強気の一面も
ミラーは筋肉隆々のNBAプレーヤーの中でもかなり細身の体型ですので、物腰も柔らかい雰囲気だと思うかもしれません。
しかし、ミラーのプレー内容以外にも有名な一面が、過激なトラッシュトークです。
なんと神様ジョーダンをもブチギレさせるほどです!
でも、このような強気の一面が、大きな舞台でもしっかりシュートを決めきるハートの強さに繋がっているのかもしれません。
引退後のインタビューでも
「全盛期ならカリーを倒せる」
などやっぱり強気です(笑)
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