弟「ヤニス・アデトクンボ」の偉業に続けるか?兄「タナシス・アデトクンボ」の挑戦

2018- 19シーズンはチームをカンファレンス・ファイナルへ導き、オールスターではレブロンに次ぐファン投票数を集めキャプテンとして出場し、シーズンMVPにも輝いたヤニス・アデクトンボ。

人気、実力を兼ね備えたヤニスにバスケットボールプレイヤーの兄がいる事を知っているでしょうか?

更に、ヤニスと同じバックスと契約した事をご存知でしょうか?

ここでは、兄タナシスについて紹介していきます。

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兄「タナシス・アデトクンボ」の経歴

 タナシス・アデトクンボ

出身     ギリシャ

ポジション  シューティングガード、スモールフォワード

生年月日   1992年7月18日

年齢     27歳

身長     201 cm

体重     98kg

所属     ミルウォーキー・バックス

 

元々はヤニスと一緒に地元ギリシャでプロデビューしましたが、2013年にNBAスカウトの目に止まったヤニスはドラフトにエントリーしてNBA入りを果たします。

これによりタナシスもNBAを目指し、2013-14シーズンをGリーグのデラウェア・87ersでプレイします。

すると翌年のドラフトでは2巡目51位で指名されニューヨーク・ニックスへの入団が決まります。

しかし、プレイする場はNBAではなくニックス傘下のウィチェスター・ニックスが戦うGリーグでした。

2015-16シーズンにはNBAでプレイしましたが、僅か2試合に止まり6得点、1リバウンドのスタッツを残し活躍の場をスペインへ移します。

スペインリーグでは34試合に出場し1試合平均7.8得点、3.8リバウンドを記録しています。

その後、地元に戻りギリシャリーグのパナシナイコスで2シーズンプレイし、今シーズンのNBAサマーリーグに参加する予定だったそうですが、そのままバックスと契約が成立したようです。

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Gリーグとギリシャーグのスタッツ

タナシスは、Gリーグでデラウェア・87ersとウィチェスター・ニックスに所属し合計で3シーズンプレイしています。

デラウェアでは2013~2014シーズンをプレイし、50試合に出場しています。

その内42試合で先発出場し

平均29.3分、12得点、4.3リバウンド、2.1アシストのフィールドゴール率は47%を記録しています。

ブロックショットする姿は弟そっくりです。

ウィチェスター・ニックスでは2シーズンプレイしていて、2014-15シーズンには47試合全てに先発出場しています。

平均32.9分で13.9得点、6.2リバウンド、1.7アシストのフィールドゴール率は46%を記録し、Gリーグでは1番数字の良いシーズンでした。

最終年となった2015〜16年にも44試合中38試合に出場しており、在籍した3シーズンのスタッツは141試合で平均30分、12.3得点、5.1リバウンド、1.7アシスト、1.4ブロック、1.2スティールを記録しました。

2015年2月にはキャリアハイの36点を挙げています。

 

その後スペインリーグのBCアンドラでのプレイを経て、ギリシャリーグのパナシナイコスに所属します。

両リーグで合わせて55試合に出場し平均4.9得点、2.5リバウンドを記録しました。

また、2017-18シーズンにはモースト・スペクタキュラー・プレイヤー賞に輝いています。

タナシス・アデトクンボNBAで通用するのか?

 NBAの中で兄弟共に活躍している選手と言えばガソル、ロペス、モリス、ホリデー、ゼラー兄弟などが挙げられます。

ガソル兄弟以外は、アメリカの強豪大学からドラフトでNBA入りを兄弟揃って果たしています。

スペイン人のガソル兄弟は、スペインリーグや代表で優勝やMVPを受賞してNBAからスカウトされ入団しています。

つまり兄弟で成功している選手は若くして才能を認められNBAに入り、長く活躍している訳です。

しかし今年NBAの世界に戻ったタナシスは、元々2試合しか経験しておらずGリーグでプレイしていたのも3年前の話です。

タナシスのプレイをしている映像が少なく、どれ位やれるのか分かりませんがヤニスと比較しても身長は10cmも低いですし体重も10k軽いです。

ウイングスパンに関しては20cmも違います。

 

ヤニスが成功した大きな要因は、長すぎる手足と類いまれな身体能力が備わっているからでしょう。

兄弟ですのでタナシスにも身体能力の高さはあるでしょうがNBAはそういった怪物の集まりですし、その中で抜き出ている様には思えません。

単純に過去のスタッツを見ても大きな武器がある様にも感じません。

加えてバックスは今年のオフに大きな移籍や補強はせず、昨シーズンのメンバーは残留しており本気で2019-20シーズンの優勝を狙うチームですので、出番が多く回ってくるとは思えません。

バックスのロスターに加える意図が分かりませんが、果たして歴代の兄弟みたいな活躍を見る事が出来るでしょうか?

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