ウォリアーズが2015年にNBAチャンピオンに輝いた時のセンターは誰か知っていますか?
2019年にオーストラリアのプロバスケットボールチーム(NBL)から突如、ウォリアーズに復帰したアンドリュー・ボーガッドです。
今回はウォリアーズを5期連続NBAファイナルに導く救世主として、活躍が期待されるオーストラリア人のビックマンについて、意外な経歴やプレースタイルについて紹介します。
オーストラリア出身の実はドラフト全体1位のエリートだった!
海外国籍の選手でNBAドラフト全体1位と言えば、アジアではヤオ・ミン(中国国籍)が有名です。
最近ではディアンドレ・エイトン(バハマ出身)も全体1位でルーキーイヤーから活躍しています。
そんな一流プレーヤーと同じく、ボーガットも外国人としてNBA史上2人目のドラフト1位指名を受けた超エリート選手です。
オーストラリア出身のボーガットは、恵まれた体格を生かし、若い頃からオーストラリアのスタープレイヤーとして活躍していました。
2004年のアテネ五輪では、オーストラリア代表として弱冠19歳で出場。
大学はアメリカのユタ大学に進んだのですが、そこでも大活躍をして、見事NBA全体1位の座をつかみ取ったのです。
この頃は、得点も平均20点以上とれるビッグマンとして、NCAAでもスタープレイヤーでした。
ルーキーイヤーも、オールルーキーセカンドチームに選出される活躍をし、その後、ブロック王を獲得するなどビックマンとしてNBAで活躍しています。
ウォリアーズのスターたちを生かすボーガットのプレースタイルは?
若い頃は7フッターある体格を生かして、得点もリバウンドも取れるプレイヤーでした。
しかし、現在はベテランらしい味のあるプレースタイルが魅力的です。
体格を生かすことに変わりはありませんが、自ら得点を取るのではなく、スクリーンをかけてフリーを作ったり、リバウンドで貢献して味方が気持ちよくシュートを打てるようにしたりと、自身の体格を味方のために生かすプレーを得意としています。
NBAチャンピオンとなったウォリアーズでの、役割を見るとボーガットのプレースタイルがよくわかります。
ステフィン・カリーやクレイ・トンプソンというアウトサイドが得意なプレーヤーを出来るだけオープンな状態にするために活躍しています。
アウトサイドのプレーは得意では無いですが、ヨーロッパ系の選手と似て、ビッグマンらしからぬ器用さや戦術理解度の高さがあるため、チームのピースとして非常に魅力的な選手です。
その点はオーストラリアから再度退団したウォリアーズに呼び戻された事からも分かります。
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NBA引退したのでは?なぜウォリアーズに復帰出来たのか?
2018-19年のNBAシーズンは前年度のチャンピオン、ウォリアーズの独走を誰しも予想していました。
しかし、他チームの勢いに加え、怪我人が続出のウォリアーズはここ数シーズンと比べて成績を落としていました。
その中で唯一懸念されるポジションであったセンターで期待された、デイミアン・ジョーンズのシーズン全休の怪我は影響があったかもしれません。
アキレス腱断裂後のカズンズや若手のルーニーだけでは、今後のプレーオフを見据えると手薄なポジションと言わざるを得ませんでした。
そこで、白羽の矢が立ったのが、ウォリアーズの一員としてNBAチャンピオンの経験のあるボーガットだったのです。
ちょうどオーストラリアのプロバスケットリーグ(NBL)が終了したタイミングでもあったため、ウォリアーズ加入がスムーズに進んだのです。
実際にカリーとの連携を見てもウォリアーズとの相性の良さがわかります。
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東京オリンピック出場も!?オーストラリアのスーパースターに今後も注目!
ウォーリアーズ復帰前にはNBLでシーズンMVPを獲得するなど、オーストラリアではいまだに超一流の活躍を見せています。
そのため、日本とともにアジア圏域で東京オリンピック出場を目指しているオーストラリア代表として、オリンピックに出場するのではないかと言われています。
東京でのプレーを見てみたいですね。
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