3つのチームで優勝経験を持つMr.クラッチ、ロバート・オーリーとは

ロバート・オーリー。

この名を知る人は日本では案外少ないかと思います。

知る人ぞ知る名シューターで、勝利がかかる場面でその力を発揮する素晴らしい選手でした。

そんな彼について今回は話していきます。

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絶対的な勝負強さでチームを何度も救ったヒーロー

彼のニックネームは重要な場面で勝負強さを発揮することから「ビッグショット・ロブ」

特に有名なのは2002年プレイオフカンファレンスファイナルの対サクラメント・キングス戦、レイカーズでのシュート。

残り9秒で2点リード、コービーがシュートを放つも外れシャックがそれをティップするも外れる。

そしてその落ちたボールを相手チームのセンターブラデ・ディバッツがペイントエリアの外に弾いた。

そのまま試合終了かと思われたがそのボールはオーリーの方へ飛び、それを拾ったオーリーはすかさず3ポイントシュートを放つ…

その時の試合のハイライトがこちらです。

この試合に勝ってなかったらレイカーズは優勝していなかったでしょう。

そのほかにもレイカーズでのフィラデルフィア戦、スパーズ時代のナゲッツ戦、ロケッツ時代のマジック戦など、多くのプレイオフの試合でチームを救っているのでそのハイライト動画も載せます!

3チームで7度の優勝を経験する偉大な選手

彼の実力は折り紙付きですが、さらに運が良く常にリーグ最高のスター選手と共にプレイしていました。

ロケッツに所属していた1994,1995年にはアキーム・オラジュワンやクライド・ドレクスラーと共に優勝。

その後サンズで1年プレイした後にレイカーズへ移籍し、コービーとシャキール・オニールと共に2000~2002年で3ピートを達成。

その後5シーズン過ごしたスパーズでもティム・ダンカン、トニー・パーカー、マヌ・ジノビリらと共に2005,2007年で優勝しています。

それだけ彼がチームから信頼され、名選手たちの中でもボールを託されるほどの選手だったということですね。

スター選手たちに隠れた名選手

上記で述べた通り、彼が偉大な選手の1人だということは一目瞭然です。

1960年代に8連覇したセルティックスの選手を除けば1人の選手の優勝回数ではトップです。

シーズン中の平均スタッツはどれも高いとは言えなかったため、記録に残らない選手は忘れられがちです。

それでも彼は偉大な名脇役選手の一人として未だに知れ渡っています。

数字に残らない選手でもチームに大きな影響を及ぼし結果を残す、そんなところがチームプレイで成り立つバスケットボールの醍醐味でもありますね。

 

 

【文:Kenshin】

 

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