NBA2019-20シーズンの戦力分析~ブルックリン・ネッツ

昨シーズンはイースタン・カンファレンスで42勝40敗をマークし6位でレギュラーシーズンを終えたネッツ。

3シーズン振りのプレイオフではシクサーズと対戦し4勝1敗で敗れました。ここでは2019-20シーズンの戦力分析をしていきます。

※2019年8月現在

 

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3シーズン振りのプレイオフ出場も・・・

昨シーズンは前評判こそ高くなかったものの、ディアンジェロ・ラッセル中心に戦い終盤までもつれたプレイオフ争いを制しました。

プレイオフではバトラーが途中移籍したシクサーズと戦い初戦はラッセルやカリス・レヴァートらの活躍で勝利しますが、2戦目からは圧倒的なシクサーズの攻撃を抑える事が出来ず4連敗で敗れました。

ビッグスリー結成

今オフは、ビッグネームの選手達が移籍を行いました。

中でもネッツはリーグトップクラスガードのアービング、フォワードのデュラント、センターのディアンドレ・ジョーダンを獲得しました。

アービングはセルティックスのエースとして、昨シーズン67試合に出場して平均23.8点、5リバウンド、6.9アシスト、フィールドゴール率48.7%、3ポイント率40.1%という驚異的なスタッツを残しましたが、プレイオフではスタッツを大幅に落とし2回戦で敗退しました。

昨シーズンはプレイオフで12試合に出場し平均32.3点、4.9リバウンド、4.5アシスト、フィールドゴール率51.4%、3ポイント率43.8%という信じられない数字を残しましたが、ファイナルでアキレス腱断裂という大怪我を負いました。

ディアンドレは長年所属したクリッパーズを離れた昨シーズン、マーベリックスとニックスでプレイして平均11点、13,1リバウンド、1.1ブロックを記録し苦手なフリースローも70.5%と確率を上げました。

アービングとデュラントは、ディアンドレ獲得の為に年俸の減額を受け入れたと報じられています。

 

リーグ屈指のハンドリング技術、ドライブ力、シュート力を持つアービング。

中・外どちらでも得点を取れるスコアラーでディフェンス力も高いデュラント。

ブロック、リバウンド、アリウープなどゴール下を支配できるディアンドレ。

リーグに新たなビッグスリーが誕生しました。

脇を固める選手も豊富

ネッツはディアンジェロ・ラッセルを放出しましたが、プレイオフで平均21得点を記録したキャリス・ルバート。

レギュラーシーズンでキャリアハイの平均16.8点をマークしたスペンサー・ディンウィディー。

今シーズンは控えに回るでしょうが安定して2ケタ得点が取れるセンターのジャレット・アレンなど昨シーズン活躍した選手たちがチームに残っているのも大きな武器です。

また、ビッグスリー以外にもウィルソン・チャンドラー、トーリアン・プリンス、デイビッド・ヌワバ、ギャレット・テンプルなど脇を固める新加入選手も豊富です。

今シーズンはデュラント以外のコミュニケーション向上が最優先か?

 今シーズンのスターターはアービング、ジョー・ハリス、ロディオンズ・クールッツ、トーリアン・プリンス、ディアンドレといった感じでしょうか?

デュラントのアキレス腱断裂からの復帰は未定ですが、仮に今シーズン終盤頃という事になれば使わずに来シーズン最初からの復帰という事になるでしょう。

ネッツとしてはデュラントを獲得した時点で今シーズン全休する可能性も想定内でしょうから、まずはアービング、ディアンドレを始めとした、メンバー同士のコミュニケーションを1番に考えているのではないでしょうか。

もちろんデュラントを除いたメンバーでも十分強いと思いますし、プレイオフ進出も狙っているでしょうが、優勝を本格的に目指すのは来シーズンからとなりそうです。

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