NBA2019-20シーズンの戦力分析~インディアナ・ペイサーズ

昨シーズンはイースタン・カンファレンスの5位に入り48勝34敗でレギュラーシーズンを終えたペイサーズ。

プレイオフでは1回戦でセルティックスと対戦しスイープで敗れています。ここでは2019-20シーズンの戦力分析をしていきます。

※2019年8月現在

 

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エースが怪我で離脱

近3シーズンはプレイオフに進出しているものの全て1回戦負けのペイサーズ。

今年こそはと臨んだシーズンでしたが、チームのエースであるビクター・オラディポが今年1月に右足大腿四頭筋腱断裂という大怪我で残り試合全休となりました。

チームは奮起しプレイオフに駒を進め、ボヤン・ボグダノヴィッチ、マイルズ・ターナー、ダレン・コリソンらが軸となりセルティックス相手に食らい付きましたがスイープで敗れました。

主な移籍選手

これまでペイサーズが獲得した選手はジェレミー・ラム、ジャスティン・ホリデー、マルコム・ブログドン、T.J.・ウォーレンなどがいます。

ラムは2014年にホーネッツに加入してから毎年スタッツを上げていて昨シーズンは平均15.3点、5.5リバウンド、2.2アシスト、1.1スティール、フィールドゴール率44%、3ポイント率34.8%を記録しました。

得点、リバウンド、スティールでキャリアハイをマークしていて今シーズンも活躍が期待されます。

 

ジャスティンはドラフト外でNBA入りした選手で、昨シーズンはブルズとグリズリーズでプレイして平均31.8分10.5得点3.9リバウンド1.8アシスト1.5スティールを記録。

近2年は2ケタ得点を挙げていて、多くのチームが興味を示していたと報じられています。

 

ブログドンはバックスのガードとしてスターターを務めていた選手で2016-17シーズンの新人王を獲得しています。

昨シーズン途中には足底筋膜を断裂した為、欠場が増えましたがプレイオフでは復帰を果たしバックスの快進撃を支えました。

レギュラーシーズンでは1試合平均15.6得点、4.5リバウンド、3.2アシストを記録しフィールドゴール率は5割を超えフリースロー率は9割を超えています。

 

ウォーレンは昨シーズン、サンズで平均18得点4リバウンド1.2スティールを記録しておりスティール、アシスト、フリースロー率、3ポイント率でキャリアハイをマークしました。

昨シーズンのプレイオフで活躍したボグダノビッチ、サディアス・ヤングは移籍、タイリーク・エバンスは薬物規定違反で出場停止、ダレン・コリソンは突然の引退と主力がいなくなる中で素晴らしい補強を行いました。

サボニス、ターナーにかかる期待

現在オラディポの復帰は未定で開幕戦には間に合わないと言われています。

ですので今シーズンは新加入組が多く出場する事になるでしょう。

加入組以外でペイサーズの主力になるのはドマンタス・サボニスとマイルズ・ターナーです。

サボニスは控え選手ですが平均14.1点、9.3リバウンド、2.9アシストを記録しており、ターナーはスターターで平均13.3点、7.2リバウンド、1.6アシスト、2.6ブロックを記録しています。

同ポジションの2人で得点は変わりませんが、得意としているプレイが違くサボニスはアシスト、リバウンドが多く3ポイントはほとんど打ちません。

ターナーは3ポイントとブロックが持ち味で昨シーズンのブロック王を受賞しています。

ディフェンス力が高い上に2人のタイプが違う事で失点を少なく抑えられます。

今シーズンもポイントは失点数

今シーズンのスターターはオラディポ不在で考えると予想は難しくブログドン、ウォーレン、ジャスティン、ターナーと誰になるでしょうか?

どちらにせよ1番のポイントは、昨シーズンから主力が多く変わった中で失点を抑えられるかという所でしょう。

昨シーズンはリーグ最少失点の104.7点で、オラディポを失ってもプレイオフに進出できた大きな要因の1つでしょう。

個々のディフェンス力の高さだけでなくチーム全体がディフェンスへの意識を持っていなければ出来ない事です。この強みが無くなれば、かなり厳しいシーズンになるのでないでしょうか?

 

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