琉球ゴールデンキングスの主将に言われた「愛情ヤクザ」佐々宣央ヘッドコーチとは?

8月の日本代表親善試合で男子日本代表の活躍が注目される中、会場に訪れていた人物に注目したバスケットファンは多い。

横浜ビーコルセアーズのヘッドコーチのトーマス・ウィスマン琉球ゴールデンキングスのヘッドコーチの佐々宣央が隣通しで真剣に観戦している姿である。

どちらのチームも自分のチームの選手がでている訳ではない。

それだけBリーグのヘッドコーチも日本代表の試合に注目しているということだ。

その中で、選手にいわれた「愛情ヤクザ」と愛称がつけられた佐々宣央はどのような人物なのか。

愛称がつけられた理由も含め徹底解説します。

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佐々宣央とはどんな人物か

佐々宣央(さっさのりお)の経歴をみると驚く人が多いのではないか。

なんと、1984年生まれの35歳

指導者としては、非常に若いのだ。

 

そして、4歳から12歳まで父の転勤でシカゴに住んでいる。

英語が上手いということは聞かれないが、英語は堪能だろう。

成蹊中学・成蹊高校という総理大臣の安倍晋三氏の出身校でもあるエリート校でバスケットをしながら学生時代を過ごす。

東海大学に進学し、進学後はコーチとして活躍。

2009~2012年 サンロッカーズ渋谷のアシスタントコーチ

2013年~2016年 リンク栃木ブレックス(現在は宇都宮ブレックス)のアシスタントコーチ

2014年 日本代表のアシスタントコーチ

2017年~琉球ゴールデンキングスのヘッドコーチ

として現在に至ります。

 

佐々宣央のヘッドコーチとは

私もバスケットの試合を見た時に疑問に思ったことだったが、バスケットのヘッドコーチ、アシスタントコーチは、ほとんどがスーツやジャージを着用し試合に臨んでいるが、琉球ゴールデンキングスのヘッドコーチ、アシスタントコーチはアロハシャツのようなものを着用している。

これは、かしゆりウェアといい、服の色によっては沖縄で礼服としても着用されている正装だ。

 

コーチに関しては、熱いヘッドコーチの印象が強い。

激を飛ばし審判にも抗議している映像が良く流れている。

琉球ゴールデンキングスとレバンガ北海道は遠征が多い。

移動がほとんど飛行機なので身体に負担がかかり、腰痛で同行できなかった試合がある。

その試合は2連敗、佐々宣央ヘッドコーチの存在の大きさを実感してしまうほど欠かせないヘッドコーチだ。

2019-2020シーズンは若手中心に改革を行っている。

新チームでどのような采配をするのかこれから楽しみである。

愛情ヤクザとは、テレビ番組で顔は怖くてヤクザのようだけど、本当は愛情をもって接する人と2018-2019シーズンキャプテンの岸本隆一がつけたあだ名である。

その象徴が、怪我をした選手のユニフォームを着て入場したことがある。他にもチャンピオンシップのアルバルク東京戦、同じ日本代表の指導者であったルカ・パヴィチェヴィッチと試合後の涙の抱擁をしている。

若いからこそのプレッシャーもあっただろう。

誰よりもバスケットが好きで人との繋がりを大事にしている佐々宣央HCを今後の見守っていきたい。