
カワイ・レナードやポール・ジョージを獲得し、一躍2020年シーズンの優勝候補に躍り出たロサンゼルス・クリッパーズ。
昨シーズンもNBAプレーオフでは、最強のシックスマンであるルー・ウィリアムズらの活躍で、ファイナル準優勝のウォリアーズを最後まで苦しめました。
そんな豪華チームを率いるのが、今やNBAでも名コーチといっても過言ではないドック・リバースです!
今回はヘッドコーチ・ドック・リバースにスポットを当てて紹介したいと思います。
最優秀コーチ賞獲得したこともある名コーチ!これまでのヘッドコーチとしての経歴は?
ドック・リバースは1999年にヘッドコーチとしてのキャリアをスタートさせて以来、マジック、セルティックスそしてクリッパーズと3つのチームを率いています。
どのチームでも好成績を残しており、最初にヘッドコートして就任したマジックでは、初年度から好成績を残して、いきなりNBAの最優秀コーチ賞を獲得しています。
セルティックスでもカンファレンス最高成績を残したシーズンで、勢いそのまま07-08シーズンのNBAチャンピオンに導いています。
そして現在指揮をとっているクリッパーズでも、カンファレンス・プレーオフの常連として安定した成績を残しています。
そして、2020年シーズンにはFAで獲得したカワイ・レナードやポール・ジョージを擁して、2度目のNBAチャンピオン獲得が期待されています。
選手時代はポイントガードとして活躍!クリッパーズでのプレー経験も
コーチとして確実に実績を積んでいるリバースですが、バスケット選手としてもNBAで活躍しています。
決して超一流の成績を残してはいませんが、ルーキーイヤーからホークスのスタメンPGで試合に出たり、シーズン10アシストを記録したこともあるなど、しっかり成績を残しています。
また、ヘッドコーチとしてだけでなく、プレイヤーとしてもクリッパーズに所属した経験を持っています。
実は、クリッパーズでは、ヘッドコートと球団社長を兼任していた時期もあるなど、多彩な才能を持っていることがよくわかります。
息子もNBA選手!NBA史上初の父子鷹として同じチームで活躍していた
選手やコーチとしてバスケットで活躍するだけでなく、バスケットの遺伝子までしっかり残して、息子もNBA選手となっています!
現在、ロケッツでコンボガードとして活躍するオースティン・リバースです。
2015年シーズン途中には父親がヘッドコーチを務めるクリッパーズに移籍し、3シーズンにわたって父親と同じチームに所属しました。
なんと親子でNBAチームに所属するのは、長いNBAの歴史の中で初の快挙だったのです。
このような快挙が達成できたのも、名プレーヤーが名コーチとしてNBAで活躍することが少ない中、ドック・リバースがコーチとして優秀な成績を残し続けているからでしょう。