スポーツ界では、兄弟や双子、親子などの身内で有名選手の人が注目されることがある。
スキー界は荻原兄弟、柔道界は阿部兄弟が同じ競技をしている人として脚光を浴びた。
バスケット界は、有名な竹内ツインズ(双子)の男子日本代表選手が有名な兄弟だ。
そのような中で、兄弟で指導者という異色の2人がいる。
川崎ブレイブサンダーズのアシスタントコーチの勝久ジェフリー(弟)、信州ブレイブウォリアーズのヘッドコーチ勝久マイケル(兄)だ。
2人が指導者になった理由は?
2人の魅力に迫ります。
勝久マイケル・勝久ジェフリーはどんな人物か
勝久マイケルと勝久ジェフリーはどのような人物かそれぞれ紹介します。
勝久マイケルとは
1983年生まれの36歳
東京都出身でアメリカ人と日本人のハーフでどちらの国籍もある。
高校は、高校はワシントン州のBellevue High Schoolに留学。
専修大学休学中ドラフト5位で大阪エヴェッサに入団している
2010年オフにエヴェッサEⅡコーチとなったが、2011年1月、トップチームに怪我人が続出したため、再び選手となる、その後引退。
・2011年 横浜ビー・コルセアーズのアシスタントコーチ就任
・2014年 横浜ビー・コルセアーズのヘッドコーチ就任
・2015年 島根スサノオマジックヘッドコーチ就任
・2017年 リンク栃木ブレックスアシスタントコーチに就任
・2018年 信州ブレイブウォリアーズヘッドコーチに就任B2優勝の立役者となる
勝久ジェフリー
1981年生まれの38歳
同じく東京都出身で、日本国籍のみ取得している
サンタクララ大学出身
2010-2011年bjリーグ所属の東京アパッチでマネージャー兼通訳として活躍
2011年-2015年 千葉ジェッツアシスタントコーチ兼通訳
2015年 TKbjリーグ所属の岩手ビッグブルズのヘッドコーチに就任
2016年-2018年 日立サンロッカーズ東京・渋谷のアシスタントコーチ・ヘッドコーチに就任
2019年ジョーンカップ・日本代表アシスタントコーチ兼通訳として活躍
2019年 川崎ブレイブサンダーズアシスタントコーチ就任
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勝久マイケル・勝久ジェフリーのコーチ業
勝久マイケルは、選手からコーチ業としてヘッドコーチに就任し活躍している。
特にディフェンスに力を入れており、信州ブレイブウォリアーズをディフェンスのチームとしてB1優勝に導いた。
一方、勝久ジェフリーは通訳兼マネージャーとしてコーチ業を磨き、ジョーンズカップ日本代表のアシスタントコーチとして通訳ができるアシスタントコーチとして活躍している。
現在外国人選手や帰化選手が多く、日本人とのコミュニケーションが重要視されている。
日本語も英語も活躍する勝久兄弟のコミュニケーション能力、コーチ能力が必要とされている。
勝久マイケル・勝久ジェフリーは仲良し?
2人は仲がよいのか?
初対戦は2015年にB2で対戦している。
島根スサノオマジックVS岩手ビックブルズ戦で兄弟対決で話題になったが、対談した話もないし2人の映像もない。
しかし、2018年春に対戦した渋谷VS栃木の試合で仲良く話しているシーンが上がっていた。
同じコーチ業でお互いに刺激を受けることが多いだろう。
そして、どうしても兄弟、特に双子だと、何かと比較されたり「不仲なんじゃないか?」など言われたりする機会も多いと思う。
しかし、どちらも日本のバスケ界の為に刺激を与えていることには間違いない。
今後の2人にも期待したいところである。