スポーツ界のセカンドキャリアは難しいと言われています。
野球界は1軍で活躍する選手の現役時代の給与は、定年まで働き係長になって退職した人の額と同じと言われています。
それだけ給与をもらっても引退後、働かない訳にはいきません。
しかし、解説者やチームのサポートをできる人は一部分ですので、生涯そのスポーツに関わることは難しいです。
バスケット界も変わりません。バスケットがプロ化されまだ数年です。
プロになる以前は大学卒業後、実業団で働きながらバスケットをしていた選手が多く、教員などになる人も少なくありません。
そんな中、プロバスケット選手から警察官になった異色のセカンドキャリアの人物がいます。
元滋賀レイクスターズの菅原洋介です。
アメリカに挑戦したこともある菅原洋介がセカンドキャリアとして選んだ道は、なんと「警察官」なのだ。
菅原洋介はどのような人物なのでしょうか。
魅力に迫ります。
菅原洋介とは
1983年生まれ北海道出身の35歳
ポジションはポイントガード
4歳よりバスケットをはじめ、東海大四高、早稲田大学にて学生時代を過ごしたあと、アメリカのABAサンノゼ・スカイロケッツに入団
2007年よりレラカムイ北海道(現在のレバンガ北海道)に入団
※出場機会に恵まれず退団
2008-2009年 bjリーグ琉球ゴールデンキングス入団
2010年 静岡ジムラッツの一員としてABAに挑戦
2012年 琉球ゴールデンキングス復帰
2013-2014年 大阪エヴェッサ入団
2015-2016年 群馬クレインサンダーズ入団
2017-2018年 滋賀レイクスターズ入団
2019年1月引退
2019年4月兵庫県警察に採用
大学卒業後、田伏勇太がNBA入りをしたのを見て、自分も行きたいと海外挑戦。
海外との壁にぶち当たったそうです。
しかし、再度海外挑戦を行っています。
レラカムイ北海道では出場機会は恵まれませんでしたが、琉球ゴールデンキングスで活躍。
愛されるキャラクターで人気者となり引退しました。
警察官となったことは数々のニュースでも取り上げられました。
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菅原洋介がセカンドキャリアとして警察官を選んだ理由
菅原洋介がセカンドキャリアとして警察官を選んだ理由は、幼少期にさかのぼります。
幼い頃、家族で九州に旅行に行ったそうです。その際に合った盗難被害。
その時の警察官の姿を見て、「警察はかっこいい」と思ったそうです。
子供が生まれたことにより、海外挑戦に区切りをつけ引退のことを考えた時に学生時代に取得した教員になるかと悩んでいた。
そして、バスケットで得たことをいかすには幼い頃に憧れていた警察官と考え、難しい試験を受け2019年4月に兵庫県警に入社しています。
実はバスケット引退していない?
5人制のバスケットは引退しましたが、バスケット選手としては引退していません。
2019年に3×3HANSHIN EPIC.EXEの選手として登録されています。
HANSHIN EPIC.exe公式サイト
これからもバスケットを広めていくために警察官として、選手として活躍するそうです。
今後も注目していきたいと思います。