史上初!2巡目視名から新人王を獲得したマルコム・ブログトン

多くの有能株が揃った2016年NBAドラフト。

 

新人王はレースは激戦となったが、見事その座を手に入れたのはなんと2巡目指名を受けていたマルコム・ブログトンだった。

 

「なぜ彼は才能溢れるルーキーたちの中から史上初となる2巡目指名からの新人王を獲得できたのか?」

考えてみたいと思います。

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史上最低のスタッツを記録した新人王

過去の新人王のスタッツといえば大抵は平均20得点前後だったり平均10リバウンドを越えたりするが、彼は違った。

 

シーズン平均26.4分の出場で10.2得点4.2アシスト1.1スティール。

 

このうち得点と出場時間は新人王史上最低の記録であり、彼の新人王を疑問視する者もいた。

 

ではなぜ彼は新人王を獲得できたのか?

実力と幸運を持ち合わせたラッキーボーイ

2016−17シーズン新人王の大本命だったベン・シモンズが怪我でシーズン全休となり、またこのシーズンのルーキーたちは高いポテンシャルに溢れるもののスター選手の陰に隠れていた。

 

そんな中、スタートの座を手にしチームの主力として活躍を見せつけたのがブログトンであった。

 

先発ガードのデラベドバが怪我で戦線を離れた12月31日の試合ではルーキーながらトリプルダブルを達成し、オールスターウィークエンドのライジングスターにも選ばれる。

 

シーズン後半になるにつれ重要な場面でのシュートを任されるようにもなり、存在感の強さを存分に見せつけた。

 

様々な状況が重なり、さらに彼のプレイスタイルが当時のバックスに完全にフィットしていたため活躍の場が増え、新人王を獲得することができたのだ。

あまり知られない彼の私生活

NBAで有名になりながらも実はあまり知られていない選手。

 

有名になるからこそプライベートを守りたいという気持ちの現れなのか、インスタグラムやツイッターのアカウントも持っておらず彼女がいるかもわからないのだとか。

 

2019年にバックスからペイサーズへ移籍したブログトン。

 

次シーズンの活躍が楽しみである。

【文:Kenshin】

 

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