
プロバスケットボール選手の引退後は、セカンドキャリアが難しいと言われています。
そんな中、引退をせずにバスケットチームのGMとなった人物が2人。
2019-2020シーズンをもって引退を発表した折茂武彦、そして今シーズン3人制・5人制のプロバスケットボールチームを創設した比留木謙司です。
なぜ、プロ選手から社長兼プロ選手となったのか?
今回は、比留木謙司。その理由に迫ります。
比留木謙司の経歴
本名:ヒルキ・謙司・ウィリアム(父アメリカ人、母日本人のハーフ)
1985年生まれ、194cm・94kg、PF
中学ではアメリカンスクールにて練習を行い、渡米するも経済的な理由で帰国。
八王子高校に1年遅れで進学。
高校卒業後、クラブ・ストリートバスケットを行う。
2008年、WCBLのHigh Desert Rattlersと契約
2008年、日本に帰国後bjリーグなどに所属
2014年、3×3の試合でMVPを獲得
2018年、富山グラウジーズ所属し同時に、Bリーグ参入を目指すトライフープ岡山のゼネラルマネジャーに就任
2019年、富山グラウジーズを退団し、トライフープ岡山の3人制・5人制のGM
3人制から5人制の創設へ
比留木謙司は5人制でプレイしながらも3人制の日本代表選手として活躍していた選手でした。
ハーフであり、渡米経験もあることで、英語も堪能なので通訳として活躍することもしばしば。
そんな比留木謙司は、ムードメーカーとして言葉などでの影響力があります。
そんな比留木謙司は、3人制のトライフープ岡山の創設に関わります。
岡山県初のプロバスケットボールチームを作るため、富山グラウジーズを辞め、岡山で現役生活を終える覚悟をもってGMに就任します。
3人制と5人制の大きな違いは、費用です。
3人制は土日だけ行っている選手(3人制だけでは食べていけないこともありますが)、5人制のオフシーズンに行う選手が多いです。
3×3は、手軽にできホームコートも必要ありません。
しかし、5人制は違います。
ホームコートはもちろん、経営なども考えなければプロリーグとしての資格を得ることができません。
地域に根付くことはもちろん、実力もなければ、B1にいることができないのです。
比留木謙司は海外留学経験、移籍経験などをいかして新たな選手圏GMという道を歩みだしています。
まとめ
余談ですが、比留木謙司は2019年3月に結婚しています。
比留木謙司が好きな人(ヒルキスト)だけに関わらず多くのバスケットファンの人が驚いたニュースでした。
今後GMとして大変なことも多いでしょうから奥さんと二人三脚で頑張ってほしいですね。
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