
現在の日本人Bリーガーは、必ず特別指定選手として契約後、プロ契約しています。
特別指定選手は16歳から22歳までの選手で、給与はなく3か月契約で所属します(1チーム2人まで)。
NBAのドラフトのように、大学から即プロ選手という訳にはいきません。
そんな中、大学時代に特別指定選手として活躍し、2019‐2020シーズンプロ契約を結び、新人賞の最有力日本人がいます。
富山グラウジーズの前田悟です。
チームメイトでエースの宇都直輝も前田悟を注目選手としてあげていました。
前田悟はどのような選手でしょう。
ジョシュア・スミスを欠いた富山グラウジーズの救世主となるのかを含めて紹介します。
前田悟のプロフィール
氏名:前田 悟(まえた さとる)
国籍:日本(山形県出身)
生年月日:1997年3月6日(22歳)
身長/体重:190㎝/87kg
出身大学:青山学院大学
ポジション:SF
【経歴】
・2013年第3回FIBA ASIA U-16バスケットボール大会
・2014年 第3回FIFA U-17 男子バスケットボール世界選手権
・2019年1月富山グラウジーズ特別指定選手(大学4年次)
・2019‐2020シーズン 富山グラウジーズに加入
前田悟はエリート街道を歩いています。
高校時代はU16、U17の日本代表として活躍し、その後大学進学します。
青山学院大学は、現在の日本代表でもある比江島慎、辻直人を輩出している東海大学に続きバスケットの強い名門の大学です。
また、4年次はエースでチームで最多得点の選手でした。
特別指定選手を得てプロ入りした前田悟はまさに将来を期待される経歴の持ち主です。
前田悟はここがすごい
前田悟のすごさは、勝負どころで見せる積極的なドライブです。
日本人でエースと呼ばれる比江島慎や金丸晃輔、川村卓也が評価されているところは勝負どころで決めてくれるシュート力です。
前田悟は積極的なドライブ力、シュート力は、プロ入り後もチームを支えています。
11月時点で平均得点11.1は新人賞候補にもあげられるほどです。(11月18日)
よく解説の人が
「サトルマエタがボールをもつと何かをやってくれる」
といっていますので、期待できる選手であること間違いありません。
22歳でプロ入りは遅いのか?
特別指定選手から認められプロ入りした前田悟ですが、22歳でプロ入りはNBAでは遅いと言われています。
NBAドラフト入りした八村塁も21歳で遅いといわれています。
Bリーグでデビューした年齢が最も若い選手は・・・と言うと
特別指定選手として三遠フェニックスに入団したタルシバヒサシです(当時18歳9か月17日)
また、特別指定選手以外で即プロ入りした選手は、2018‐2019シーズン新人王で大学中退しシーホース三河に入団した岡田侑大です。
今後、Bリーグ、そして日本のバスケットボールが盛り上がれば、特別指定選手からではなく、もっと若い年齢からプロ入りする選手が増えているかもしれませんね。
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