
ギリシャから来たスーパースター
ヤニス・アデトクンボ
2021年夏にスーパーマックス契約を結ぶ資格を手にするヤニス・アデトクンボ。
昨今、NBAの移籍市場は目まぐるしく動いているが、その移籍市場にヤニス・アデトクンボの名前はあがるのか?
ギリシャからバックスに来た救世主
決して強豪チームではなかったミルウォーキー・バックス。
しかし、2018-19シーズンでは、リーグベストの60勝22敗を記録。
その原動力は間違いなく、NBAの至宝、ヤニス・アデトクンボである。
キャリア6年目であった2018-19シーズンは、キャリアベストの平均27.7得点12.5リバウンド5.9アシストと成績を伸ばした。
そして、シーズンMVPを獲得。
いよいよバックスに優勝が近付いて来ているのを予感させるようなシーズンだった。
ヤニス・アデトクンボの原稿契約は2020-21シーズンまで
しかし、ヤニス・アデトクンボの現行の契約は2020-21シーズンまで。
すると、ファンにとって気がかりなのは、契約終了後のヤニス・アデトクンボの身の振り方。
仮に、本人が移籍を望んだ場合、どこのチームでも欲しがる逸材なのは間違いない。
すると、ミルウォーキー・バックスが優勝を狙えるのは、2020-21シーズンまでなのか?
万が一、移籍などの話になったら、NBAの勢力図は間違いなく大きく変わってしまう。
気になる本人の「気持ち」は?
とは言え、選手の意向はとても重要。
良い時も悪い時もレイカーズ一筋だったコービー・ブライアントや、マーベリックス一筋だったダーク・ノビツキーのように、チームを愛し、そのチームでチャンピオンリングを目指し、達成している選手もいる。
逆に、チャンピオンリングを獲得するために移籍をする選手がいるのも事実だ。
そこで、ヤニス・アデトクンボはどうだろう?
彼は、以前から
「ミルウォーキーで優勝したい」
「ここに長くいたい」
と言った発言を繰り返している。
すると、2021年の夏の移籍市場にヤニス・アデトクンボの名前が上がる可能性は低いと考えられる。
また、そんなヤニス・アデトクンボへバックスも、ちゃんと敬意を払ったオファーをしてくるに違いない。
今年か?来年か?再来年か?
わからないが、ヤニス・アデトクンボを中心に「最強バックス」が完成する日が来るに違いない。