ケビン・デュラント
身長:208.3cm
体重:108.9kg
生年月日:1988年9月29日(31歳)
キャリア:12年
ポジション:フォワード
2018年の平均スタッツは
出場時間34.6分、26得点、5.9アシスト、6.3リバウンド、1ブロック。
フィールドゴール率52.1%、3ポイント率35.3%、フリースロー率88.5%です。
カイリー・アービング
身長:188cm
体重:88.5kg
生年月日:1992年3月23日(27歳)
キャリア:8年
ポジション:ガード
平均スタッツは2019年12月末現在
出場時間33.8分、28.5得点、7.2アシスト、5.4リバウンド、1.1スティール。
フィールドゴール率44.4%、3ポイント率34.1%、フリースロー率93.7%です。
リーグを代表するガードのアービングと得点力に優れたデュラント。
お互い今シーズンからネッツの一員になりましたが、デュラントの怪我によりデュオとしてのお披露目は未定になっています。
この記事ではこれまでの活躍、来期以降の展望などを分析していきます。
プレイスタイルと今シーズンの活躍
デュラントはリーグ有数の点取り屋で、ゴール下から3ポイントまで距離に関係なく高確率で得点を量産します。
勝負強さも持っているので、流れが悪い時や大事な局面でボールを預ければ何とかしてくれる選手です。
また、ディフェンス力も高くブロックショットを得意にしています。
アシスト技術も高く、当たり出すと手の付けられない怖い選手です。
今シーズンは開幕戦から50得点を挙げるなどネッツファンを沸かせましたが、肩の怪我の影響により11月15日の試合を最後に欠場しており、復帰は未定になっています。
リーダーの資質を問われるアービング
アービングはキャバリアーズを退団後セルティックスに移り、大きな期待を受けエースとしてチームを牽引しました。
しかし、チームは思ったほど機能せずプレイオフには出場するものの優勝争いに絡むことなく入団から2年でネッツへ移りました。
セルティックスにフィットしなかった理由として様々な意見が飛び交いましたが、1番大きかったのは自分が何とかしようと気負いすぎたのが裏目に出たのではないかと思います。
レブロンから離れ新たなチームのリーダーとして出発しましたが相棒になる筈だったヘイワードの怪我や低調、若手との連携不足、自身の怪我、周囲の声が成績不振に繋がりました。
自分のスタッツを上げてもチームの勝利に結びつかず、挙句アービングがいない方が勝てるとまで言われるようになってしまいました。
ですが、これに関してはセルティックスのチームバランスの問題でアービングが良い悪いの話ではないと思います。
なんにせよ自身で「チームリーダーとして自分は失格だった」とコメントし、この経験をネッツでの活躍に繋げようとしています。
デュラントはコンビを組むのに難しい選手ではないと思いますし、以前からチームメイトになる事を話し合っていたとの報道もあるので上手くアジャストするのではないかと思います。
デュラントに期待される事
デュラントは基本的に1on1から得点を挙げるのが得意な選手で、アシストやリバウンドも安定して記録します。
ネッツで求められる事も同じでしょうからフィットするのに時間は掛からないと思いますし、アービングとの連携に関しても全く問題ないでしょう。
またデュラント自身、チームの中心人物になるより皆で取り組む方が向いていると語っているので、アービングがリーダーとしてチームを牽引してくれるのも好都合だと思います。
現在はリハビリを行いながらチームに帯同しており、今シーズン中の復帰を否定していませんが焦らず完璧に回復して欲しいです。
デュラント復帰後のネッツはどんなチームに?
ネッツはデュラントが復帰すればアービングとのデュオが中心になる事は間違いありません。
オフェンスではどちらもフィニッシュまで持っていけるので個の仕掛けが多くなりそうですが、相手を引き付けられるのでディアンドレ・ジョーダンやジャレット・アレンとの合わせのプレイも効果的に働きそうです。
更に、今シーズンを見ているとスペンサー・ディンウィディー、キャリス・ルバート、ジョー・ハリスなども2ケタ得点を挙げているのでデュオ中心になっても攻撃への積極性を失わないで欲しいです。
また、現在は失点の多いチームですがディフェンス力も高いデュオなので共にプレイしていく事で意識改革にも繋がると思います。
アービングとデュラントがユニフォーム姿でコートに立つ日が今から楽しみです。