時代はビッグスリーからデュオへ変化!チームに勝利をもたらす最強デュオは?~ロサンゼルス・クリッパーズ「カワイ・レナード & ポール・ジョージ」編

カワイ・レナード

身長:200.7cm

体重:102.1kg

生年月日:1991629(28)

キャリア: 8

ポジション:スモールフォワード

平均スタッツは201912月末現在

出場時間31.9分、25.3得点、5.1アシスト、7.6リバウンド、1.8スティール。

フィールドゴール率44.8%、3ポイント率35.3%、フリースロー率89.1%です。

 

ポール・ジョージ

身長:203.2cm

体重:99.8kg

生年月日:199052(29)

キャリア:9

ポジション:スモールフォワード, パワーフォワード

平均スタッツは201912月末現在

出場時間30.7分、23.7得点、3.7アシスト、6リバウンド、1.5スティール。

フィールドゴール率42.9%、3ポイント率39.5%、フリースロー率90.9%です。

 

昨シーズン優勝したラプターズでエースを務めファイナルMVPに輝いたレナードと、昨シーズンはサンダーでエースとして活躍していたジョージのコンビは、レブロン&デイビスに匹敵するデュオと言えます。

この記事では、これまでの活躍・デュオの魅力・他の選手との関係性・優勝の可能性などについて分析していきます。

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プレイスタイルと今シーズンの活躍

レナードは、インサイド・アウトサイドのどちらでも得点を量産できる能力を持ち、シュート確率も高い選手です。クラッチショットも得意としている上、リーグ有数のディフェンダーとしても知られています。今シーズンは適度な休養を取りながらも安定したスタッツを記録しており、11つのプレイをチームメイトと確認しながら闘っています。

ディフェンス力にも長けていて攻守に渡り貢献できます。

今シーズンは肩の手術の影響で序盤は欠場する事もありましたが、復帰してからはレナードと連携を深め新たなクリッパーズ作り上げています。

 

デュオの魅力

このデュオが誇る最大の魅力は、NBAトップクラスの攻撃力と守備力を兼ね備えている事です。

レナードは2度のファイナルMVP・スティール王・最優秀守備選手賞を受賞していて、ジョージは最成長選手賞・スティール王を受賞していて昨シーズンはMVP・最優秀守備選手賞にノミネートされています。

オフェンス時には互いを意識しながらパスを出しあう事もあれば、個の能力を生かした個人技で得点を重ねていきます。

ディフェンス時には2人ともエースプレイヤーをマークできる能力があるので、相手チームに強力なデュオがいても簡単に得点を許す事はありません。

そういう意味ではデュオとしてのディフェンス力がリーグトップと言っても過言ではないでしょう。

 

デュオ・チームの現状

レイカーズ・バックス・ロケッツなどと共に優勝候補に上がっているクリッパーズですが、12月末時点ではウェスタン・カンファレンス4位とイマイチな状況が続いています。

というのもチームの中心である2人がデュオ結成1年目に加え、怪我や休養などで2人同時にプレイしている時間が短く連携不足なのが大きいと思います。

また、別々のチームから2人同時にクリッパーズへ移籍してきた事が連携を更に難しくしています。

例えばレブロン・デイビスも新ディオですが、レブロンが1シーズンレイカーズでプレイした事で後から入って来たデイビスにチームとして合わせる事が出来ています。

しかしレナード・ジョージは一緒に加入した上、ジョージはプレシーズンにも出場していないのでデュオとしてもチームとしても連携を図るのに時間が掛かってしまうのです。

今は、試合の中でチームケミストリーを構築しながら戦っているので不安定な成績に繋がっているのが現状です。

優勝の可能性

クリッパーズの強みは、デュオ以外にも攻守で仕事を出来る選手が揃っている事です。

オフェンスではルー・ウィリアムズ、モントレズ・ハレル、イビツァ・ズバッツ、ランドリー・シャメットなど。

ディフェンスではパトリック・ベバリー、モントレズ・ハレル、モーリス・ハークレスなど役者揃いです。

ルーの活躍はもちろんですが、デュオ以外に攻守で活躍を見せているハレルは今後クリッパーズの大きなキープレイヤーになりそうです。

お互いチームが万全の状態ではなかったですが、クリスマスゲームでレイカーズに勝利したのも良い収穫になったと思います。

現在は得点・リバウンドがリーグトップ5に入っていますが、失点は14位とメンバーを考えればやや低調です。

しかし、これから連携が上がっていけば改善される事だと思いますし、そうなれば優勝も大きく近づくのではないでしょうか。