今シーズンで9年目を迎え、早くもベテランの域に達したエネス・カンター。
怪我で欠場することも多い選手ですが、得点とリバウンド面では高い成績を残し、サンダー時代にはプレイオフでもチームに貢献。
昨シーズン中にニックスから移籍したブレイザーズでもプレイオフに出場しましたが、惜しくも敗れてしまいました。
そして今期、アービングが抜けるも有能な若手選手が多く揃うセルティックスで悲願の優勝を目指します。
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控え出場から重要な役割を果たすベテラン
ジェイソン・テイタム、ケンバ・ウォーカー、ゴードン・ヘイワードなど若手中堅ベテランのバランスが良く、カンターを控えからの出場にする事でベンチ層が厚くなり、1試合を通して安定したパフォーマンスを見せているセルティックス。
ゴール下で得点とリバウンドで貢献できるカンターだが、さらに良い影響を与えているのが彼のディフェンスです。
数字には残りづらい部分ですが、数字に残りずらい部分で活躍できるベテラン選手はチームにとってかなり貴重なんです。
優勝のチャンスが再び
ジャズ、サンダー、ブレイザーズでプレイオフを経験するも、ファイナルまでは行けずにいたカンターですが、今期は再びファイナルへのチャンスが巡ってきました。
今期激戦となっている東でもセルティックスのプレイオフは確実で、さらにプレイオフ経験者も豊富です。
ベンチ層も厚く長期的な戦いができる環境にあり、ベテランカンターはかなり重要な立場であると言えるでしょう。
今年のプレイオフはどこが優勝してもおかしくない激戦必至が予想される中、強豪セルティックスに優勝をもたらすことができるのか、彼の活躍が期待されます。
【文：Kenshin】
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