完全に瓜二つの双子兄弟、マーキーフとマーカス・モリス

兄弟で活躍するNBA選手は意外にもいるが、双子で活躍するとなればさらに珍しい。

そのうちの代表といえるのがマーカーフとマーカスのモリス兄弟である。

今回はそんな彼らのNBAでのキャリアやプレイスタイルなどについて紹介していく。

どちらもチームの主力として活躍する有能選手

2011年ドラフトでマーキーフが13位でサンズ、マーカスが14位でロケッツに選ばれる。

マーカスが2013年にサンズに移籍し双子デュオとして注目され、見た目が全く一緒の二人は背番号でしか判断できないと話題になった。

現在はマーキーフがピストンズ、マーカスがニックスで活躍し、二人とも平均二桁得点をする活躍を見せている。

気になる二人のプレイスタイルだが、現在は似ているようで結構違う。

二人ともミドル、3ポイントは得意である。

ただ元々ポジションがパワーフォワードで被っており、サンズ時代にマーカスがスモールフォワードに変更し始めた頃は不慣れ感はあった。

しかし現在は、基本的にスモールフォワードとしてプレイしているマーカスの方がアウトサイドからのプレイが多い。

反対にマーキーフの方がゴール下でのポストプレイが多くパワーフォワードの起用も多いのが違いである。

双子であるが故に注目を浴び度々ニュースになることも。

2017年のプレイオフ準決勝第２戦、セルティックスのマーキーフが怪我をし次の第３戦ですぐに出場した際にマーカスが入れ替わりで出場したとの疑惑が。

最終的にはマーカスが否定し笑い話で終わったのだが、タトゥーまで全く同じの二人ならあり得る話と話題になった。

また同年の9月には二人が母親に不適切メールを送った相手に行った暴行問題で起訴されるも、問題は収まった。

2018年3月の試合では両者が対戦し、ウィザーズのマーキーフが20得点、セルティックスのマーカスが31得点、合計51得点を挙げ24年ぶりとなる兄弟で50得点以上挙げた試合となった。