2013年NBAは良くも悪くも面白い結果となった。
このの代で現在でも活躍している選手は多くいるが、望んだ結果を手に入れられていない選手もいる。
今回はそんな2013年ドラフトの選手たちを紹介する。
素晴らしい成長を見せた選手たち
ヤニス・アデトクンボ(15位指名)
2013年ドラフトで最も素晴らしい成長を見せたのがMVPも獲得したアデトクンボ。
入団当初は控えとしても微妙だった彼はシーズンを重ねるごとに目に見えた素晴らしい成長を見せた。
そして、現在、バックスは彼を中心に優勝を狙えるチームへと成長を遂げている。
あとはチャンピオンリングを獲得できれば完璧だ。
CJ・マッカラム(10位指名)
ポートランドに欠かせない選手となったマッカラム。
彼も入団当初に比べるとその評価はグンと伸びた選手だ。
平均20点を狙えるコンボガードでリラードとのコンビはカリーとトンプソンに続く強力なシューターコンビだ。
ビクター・オラディポ(2位指名)
つい先日怪我から復帰し、その試合でオーバータイムにもつれ込む同点3ポイントを沈めチームを勝利に導く華々しい復帰戦を飾ったペイサーズのエース。
ポール・ジョージ移籍後彼に全く劣らない活躍を見せている。
ルディ・ゴベア(27位指名)
彼も最も成功した選手の1人で、今やジャズの大黒柱だ。
ジョー・イングレスやドノバン・ミッチェルら外から攻めるタイプの重要な起点となっている上、平均15得点10リバウンド2ブロック以上は常に確実に狙える選手だ。
そのほかにも3位指名のオット・ポーターや8位のコードウェルポープ、デニス・シュルーダー、スティーブン・アダムズ、ティム・ハーダウェイ・ジュニアなどもNBAの最前線で活躍している成功した選手たちだ。
外れと言われてしまった選手たち
その反面、2013年ドラフトには外れとまで言われてしまう選手たちもいる。
アンソニー・ベネット(1位指名)
ドラフト史上最も活躍しなったと言われる選手の1人で、1位指名ながら全く試合に出られなかった選手だ。
NBA下部リーグのGリーグから1度はのし上がったものの、安定した活躍が見込まれず、残念ながらNBAでは、干されてしまったような形になってしまった選手だ。
マイケル・カーター・ウィリアムス(11指名)
新人王を獲得し史上3人目のルーキーで平均16得点6アシスト6リバウンドを記録した。
またデビュー戦では22得点12アシスト7リバウンド9スティールを記録していた期待の新人だった。
しかしその後は徐々に成績を落としていき、最近になりやっとチームの控えとして成り立つプレイをするようになった。
【文:Kenshin】
ナーレンズ・ノエル(6位指名)
デビュー当初はマイケル・カーターとともに活躍を見せた期待のセンターだったが怪我により出場機会は減り、翌年に加入してきたジョエル・エンビートに先発の座を奪われてしまった。
それ以降ダラス、サンダーを渡り、現在は控えのセンターとして平凡な活躍となっている。