オクラホマ一筋、絶対的センターのスティーブン・アダムズ

パーマのかかった髭と髪の毛が特徴で、すっかりオクラホマシティ・サンダーの顔となったスティーブン・アダムズ。

オールスター選手のような華やかさはないが、地元のファンからは最も人気の選手である。

彼をあまり知らない人は多いと思うため、彼のプレイスタイルや経歴について紹介する。

 

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ニュージーランド出身

父親が5人の女性との間に18人の子供を授かり、その末っ子がスティーブンである。

兄妹皆身長が高く、兄妹の平均身長が206cmと高身長家族だ。

ラグビーの強豪ニュージーランドで育っているため幼い頃はラグビー選手を夢見ていたそうだが、彼の2人の兄がプロバスケットボール選手だったこともあり、13歳でバスケを始める。

その後たったの16歳でニュージーランドでプロデビューし、高校と大学に通いながらもプロとして活躍した彼は2011年に新人王とリーグ優勝を経験。

そして2013年にオクラホマシティ・サンダーに12位で加入する。

 

怪我をほとんどしない頑丈な体を持っており、シーズンを通して活躍できる重要な選手だ。

 

今では少なくなってきている超正統派なセンター

現在のNBAの戦略に欠かせないのは3ポイントであり、224cmと現役プレイヤーで最も身長が高いダラスのボバン・マルジャノビッチまでもが3ポイントを打つような時代だ。

 

しかしアダムズはデビュー当時に比べ、誰にも負けない体づくりを徹底しゴール下に徹してている、現代では少なくなってきている正統派センターなのだ。

 

211cm、120kgの体格を活かし、現在は54試合の出場で1試合平均11.2得点9.4リバウンド1.1ブロックFG率0.592と安定した数字を残している。

プレイスタイルは?

先ほども行った通り、ゴール下での活躍が基本であるためミドルシュートなどアウトサイドは狙わない。

その分得点とリバウンドで平均ダブルダブルを常に狙える選手であり、スクリーンも上手くクリス・ポールとの愛称は抜群だ。

 

ジェームス・ハーデンやケビン・デュラントが脱退してからラッセル・ウェストブルック主体のチームになってからはボールがアダムズの手に渡る回数も増え、ディフェンス面でも中心となり今では大黒柱の様な存在だ。

 

現在はクリス・ポールやデニス・シュルーダー、ダニロ・ガリナリ、シャイ・ギルジャスアレキサンダーら得点に長ける選手がいるが、彼らがプレイしやすい要因にスティーブン・アダムスの存在があるのは間違いないだろう。

 

 

【文:Kenshin】