今シーズンのB3リーグは、異色の経歴の選手やHCがいます。
1人は現在スペイン代表のアシスタントコーチを務める佐賀バルーナーズのHCルイス・ギル・トーレス氏、もう1人はB1ライジングゼファー福岡(現在B2)から移籍した遥天翼選手ではないでしょうか。
遥天翼選手とはどのような選手なのでしょうか。
経歴や強みを紹介します。
1.遥天翼のプロフィール
遥天翼選手とはどのような選手なのでしょうか。
プロフィールを紹介します。
【名前】遥天翼(ようてんよく)
【生年月日】1988年10月6日生まれ
【出身地】中華人民共和国 湖北省武漢市
【国籍】日本
【身長/体重】194cm/95kg
【血液型】O型
【愛称】テンテン
【出身校】百道中学校、福岡第一高校、東海大学
【ポジション】F
【経歴】
・2010-2014年:三菱電機ダイヤモンドドルフィンズ名古屋
・2014-2016年:熊本ヴォルターズ
・2016‐2018年:新潟アルビレックスBB(B1)
・2018‐2019年:ライジングゼファー福岡(B1)
・2019-2020年:東京サンレーヴス(B3)
遥天翼選手は、中国生まれの日本育ちの選手です。
ハーフと言う訳でなく両親ともに中国人で4歳の時に日本に移住してきたそうです。
その後、日本に帰化しています(中国名は姚 天翼)。
日本のバスケットボール選手の帰化枠ではありません。
帰化選手は、日本国籍を成人後に取得した選手を帰化選手といいます。
遥天翼選手は、18歳未満で帰化していますので帰化枠に含まれません。
現在、日本代表で名古屋ダイヤモンドドルフィンズに所属する張本天傑選手も両親が中国人で日本に移住してきていますので、同じような帰化選手になります。
福岡県の百道中学から福岡第一高校、東海大学とバスケットボールの名門に進学し、高校ではインターハイ・ウィンターカップ優勝、大学時代には関東リーグ準優勝など輝かしい成績をおさめ、これまでにU-22日本代表としても活躍しています。
2.遥天翼の強み
遥天翼選手の強みはなんといっても、身長194cm体重95kgという恵まれた体格ですので、外国籍選手にも当たり負けないパワーとスタミナではないでしょうか。
2019-20シーズンは怪我で離脱したこともありましたが、東京サンレーヴスでは、平均出場時間30分以上と外国籍選手を守備や攻撃でかき回す存在となっています。
インサイドに加え、3ポイントも得意な選手なので、3番・4番の選手としては申し分ない選手です。
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3.遥天翼はなぜB3に移籍したのか
遥天翼選手はなぜB1からB3のチームに移籍したのでしょうか。
理由は2つあるそうです。
・挑戦してみたかったから
・東京サンレーヴスの熱烈なオファー
1つ目の理由は「挑戦してみたかったから」という理由です。
その理由の背景には、これまで所属していたライジングゼファー福岡も関係しています。
ライジングゼファー福岡は経営が不安定になり給料未払い問題などにも実際直面したそうです。
そして、チームはB1昇格1年目の洗礼を受け、なかなか勝てない日が続きます。
そんなチームを経験してきたからことB3から這い上がる挑戦をしてみたいと考え移籍を決断したそうです。
2つ目の理由は、東京サンレーヴスの熱烈なオファーがあったからです。
B2昇格という明確な目標があり、必要と熱烈オファーも受けたことから移籍を決断したそうです。
余談ですが、遥天翼選手の親友でもある元横浜ビーコルセアーズの湊谷安玲久司朱選手も引退して実家を手伝っていますので、お互いによい刺激をうけているようですよ。
4.サプライズプロフィールが話題に!
遥天翼選手について紹介しました。
遥天翼選手は、熊本ヴォルターズ時代に公開プロポーズをして話題になりました。
現在は、天晴くんという子供もおり、バスケットボール選手としてもイクメンパパとしても頑張っているようです。