伝説のNBAプレイヤーと言えば「マイケル・ジョーダン」です。
数々の記憶に残るプレイを残しています。
今回は、その中の1つを紹介したいと思います。
目をつぶってフリースローを決める!?
1991年11月。
デンバー・ナゲッツ対シカゴ・ブルズ戦。
シカゴ・ブルズが6点リードしていら最終クオーター。
残り約3秒のシーンです。
マイケル・ジョーダンにフリースローが与えられます。
するとジョーダンは、当時ルーキーだったディケンベ・ムトンボに対して
「おいムトンボ。見てろよ、お前のためだ」
と言います。
そしてフリースローを放つ直前に両目を閉じ、そのままシュート。
そして、そのフリースローを成功させてしまいました。
ディケンベ・ムトンボを認めたからこその行動
いくら勝利がほぼ確定した状況とは言え、普通に考えて、試合中に目をつぶってフリースローを打とうなんて、考えるのは馬鹿げている。
外してしまったら、最高にかっこ悪いエピソードにしかならない。
ジョーダンが取った、この行動は、これからディケンベ・ムトンボはNBAで活躍していくと確信をし、ある意味「NBAの洗礼」的な物を渡したかったのではないかと勝手に思っている。
そして、こんなプレイをあっさりと決めてしまうあたりが
「マイケル・ジョーダンはスーパースターだ」
と思わせられる瞬間である。
この日のディケンベ・ムトンボは、22得点、9リバウンド、2ブロック。
デビュー11試合目の新人のスタッツとしては最高と言っても良いほどだ。
だからこそ、マイケル・ジョーダンはディケンベ・ムトンボに対してこのような「洗礼」を浴びせたのだと思う。