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コービー・ブライアントが残した伝説の記録。
「81得点」
2006年1月22日のトロント・ラプターズ戦での事でした。
この記録を超えられる選手はいるのか?を過去の記事でも、分析していますが
2018年10月29日のシカゴ・ブルズ戦での
クレイ・トンプソン
は81得点を超えられた可能性がある事が判明しました!(あくまで独自調査)
スタッツを分析していきたいと思います。
2018年10月29日のシカゴ・ブルズ戦のクレイ・トンプソンは81得点超えの可能性はあった!
ゴールデンステイト・ウォリアーズでステフィン・カリーと「スプラッシュブラザーズ」として活躍。
NBAファンならご存知クレイ・トンプソン。
2018年10月29日のシカゴ・ブルズ戦で、コービー・ブライアントの81得点を超えられた可能性があります。
まず、コービー・ブライアントが81得点を達成した試合のスタッツを見てみましょう。
2006年1月22日トロント・ラプターズ戦コービー・ブライアントのスタッツ
出場時間:41分56秒
得点:81得点
フィールドゴール確率:60.9%(28/46)
スリーポイント確率:53.8%(7/13)
フリースロー確率:90%(18/20)
2018年10月29日シカゴ・ブルズ戦のクレイ・トンプソンのスタッツ
得点:52点
出場時間:26分33秒
フィールドゴール:62.1% (18 / 29)
スリーポイント:58.3% (14 / 24)
フリースロー:100% (2 / 2)
この試合は、NBAで1試合で最多となるスリーポイントシュートの成功数「14本」をクレイ・トンプソンが達成した試合です。
コービー・ブライアントが81得点を達成した試合に比べて、フィールドゴールのシュート数が少ないです。
コービー・ブライアントが46本に対して、クレイ・トンプソンは29本。
試合はハイスコアなゲームだった。
この日の最終スコアは
ゴールデンステイト・ウォリアーズ 149-124 シカゴ・ブルズ
でした。
試合自体が点の取り合いになっていました。
ちなみに、コービー・ブライアントが81得点を記録した試合は
ロサンゼルス・レイカーズ 122-104 トロント・ラプターズ
でした。
どちらも、比較的ハイスコアなゲームです。
しかし、注目してもらいたいのは・・・
コービー・ブライアントのプレイ時間はクレイ・トンプソンの1.5倍以上!
プレイ時間を考えてみて下さい。
コービー・ブライアントの出場時間が「41分56秒」
に対し
クレイ・トンプソンの出場時間は「26分33秒」
でした。
要するにコービー・ブライアントは、クレイ・トンプソンの
1.58倍のプレイタイムがあった!
と言う事になります。
単純計算で、これをクレイ・トンプソンに当てはめ、コービー・ブライアントと同じプレイ時間を得ていたと考えてみましょう。
そして、単純に、得点も同じだけ伸びたとします。
52得点(クレイ・トンプソンが記録した得点)×1.58(プレイ時間)
=82.16
要するに、数値だけで考えるとクレイ・トンプソンが、仮に出場時間が長かったら
82.16得点
をしていた計算になります。
ちなみに、フィールドゴールのシュート数に関して考えると
29本(クレイ・トンプソンのシュート数)×1.58(プレイ時間)
=45.82本
コービー・ブライアントが81得点した試合は
フィールドゴール46本
フリースロー20本
をしています。
クレイ・トンプソンのフリースローは少なかったですが、それでも、フィールドゴールは、コービー・ブライアントと同じぐらい放つチャンスはあったと思います。
この日の試合自体も
2018年10月29日のシカゴ・ブルズ戦で、1試合で24本のスリーポイントシュートを放ち、14本のスリーポイントシュートを決めました。
コービー・ブライアントと違った形での「81得点」になったのではないか?
コービー・ブライアントが81得点した試合とは、違った形でクレイ・トンプソンが81得点できた可能性があったと思います。
コービー・ブライアントの81得点の内訳は
フィールドゴール:63点
フリースロー:18点
これに対して
クレイ・トンプソンが81得点をしたとしたら
フィールドゴール:76点
フリースロー:5点
とかになっていたのではないでしょうか?(あくまで個人的な想像です)
2016年12月5日のインディアナ・ペイサーズ戦のクレイ・トンプソンも81得点超えの可能性はあった!
また、2016年12月5日のインディアナ・ペイサーズ戦でもクレイ・トンプソンは81得点を超えるチャンスがあったと思います。
2016年12月5日インディアナ・ペイサーズ戦のクレイ・トンプソンのスタッツ
得点:60点
出場時間:29分3秒
フィールドゴール:63.6% (21 / 33)
スリーポイント:57.1% (8 / 14 )
フリースロー:90.9% (10 / 11)
この試合は、たった29分の出場で60得点した試合です。
仮に、後10分プレイをしていたら・・・
と考えると、可能性はあると思います。
また、この試合もとてもハイスコアなゲームでした。
ゴールデンステイト・ウォリアーズ 142-106 インディアナ・ペイサーズ
この日も試合の展開、また短いプレイタイムで、得点を量産していた点を考えると可能性はあったと思います。
とは言え、想像の世界です。
とは言え、あくまで想像の世界です。
集中力や体力が、1試合を通じて、どの程度持続できるか?
コンディションの影響も多々あると思いますし、相手チームのディフェンスの調子や誰がマッチアップしているか?
にもよります。
ただ、数字だけを見ていると
もしかしたら・・・
と思ってしまう事だけは事実です。
なかなか難しい「1試合81得点」ですが、今後、誰かが破ってくれるんじゃないか?
と、それはそれで楽しみです。
クレイ・トンプソンはプレイタイムの短い中で得点を量産していますので
・仮にハイスコアなゲームで
・クレイ・トンプソンが絶好調で
・クレイ・トンプソンのプレイ時間が長ければ
達成は可能なんじゃないか?と思います。