2019年のドラフト全体51位でボストン・セルティックスから指名され、2way契約を結んだトレモント・ウォーターズ。
2019-20シーズンはGリーグのメイン・レッドクローズでもプレイし、2019-20シーズンのGリーグ新人王を獲得しました。
今回は、トレモント・ウォーターズについて書いてみようと思います。
トレモント・ウォーターズとは?
ルイジアナ・ステイト大学でプレイをしていたトレモント・ウォーターズは、2019年のドラフト2巡目全体51位でボストン・セルティックスから指名されました。
身長178センチ、体重79キロのポイントガードです。
身長2メートルを超す大男がひしめくNBAの中で178センチと言う低身長の選手です。
2019-20シーズンはボストン・セルティックス傘下のGリーグチームである、メイン・レッドクローズで36試合に出場し、平均33.8分18.0得点3.2リバウンド7.3アシスト2.0スティールを記録しました。
また、2019年11月に月間最優秀選手、またシーズン前半戦におけるオールGリーグチームに選ばれました。
また、ボストン・セルティックスでも10試合に出場しました。
そのうち3試合では15分以上のプレイタイムを与えられています。
ボストン・セルティックスも将来に期待!
ボストン・セルティックスのヘッドコーチ「ブラッド・スティーブンズ」も
トレモント・ウォーターズは才能がある選手。
非常に優秀だ。
彼なら次のレベルにいける。
それは、チームとしても彼と取り組まないといけない。
とコメントをしています。
まだ22歳。
これから伸びていきそうな予感がします。
将来ボストン・セルティックスでデコボコ・コンビが活躍するか?
ボストン・セルティックスには、もう1人2way契約のプレイヤーがいます。
ドラフト外から、2way契約を勝ち取った、現在のNBAでの最高身長
タッコ・フォール
です。
運動量はあるが俊敏な動きができない。
ゴール下以外のシュートの確率が低い。
ハンドリングスキルやプレーバリエーションにも難がある。
上記の理由で2019年のNBAドラフトでは、どこからも指名はされませんでした。
しかし、身長229センチはNBAでもブッチギリの最高身長。
どんな名コーチでも身長を伸ばすことはできません。
ボストン・セルティックスは、時間がかかってもNBAで通用するプレイヤーへ育てようと思いタッコ・フォールを獲得したのだと思います。
そう言ったチームの姿勢を考えると、トレモント・ウォーターズにとっても、とても良いチームへ入団できたのではないかと思いますし、今後、成長する可能性は高いと思います。
将来、トレモント・ウォーターズ&タッコ・フォールと言う、デコボコ・コンビをボストン・セルティックスで見ることができるかもしれません。