コロナウィルスの影響によりNBAは延長中ですが、これからNBAに入ってくる選手達にとっては、勝負はこれから。
2019-20シーズンはまだ終わっていませんが、NBAドラフト2020の有力選手について書いてみようと思います。
ノースカロライナ大学で衝撃のデビューを飾った「コール・アンソニー」に注目!
今回の注目選手は、ノースカロライナ大学のコール・アンソニーです。
2019年11月に、ノースカロライナ大学でのシーズンデビュー戦で、34得点、11リバウンド、5アシストを記録しました。
衝撃のデビューを飾ったコール・アンソニーは、2019年11月に行われた3試合で平均27得点、10.5リバウンド、4アシストを記録し、週間ACC最優秀選手に選ばれました。
また、1年生で開幕から3試合で20得点以上を記録したのは、コール・アンソニーが大学史上初でした。
しかし、12月、右膝を故障してしまいます。
約6週間かけ、怪我から復帰し、2020年2月1日、ボストン・カレッジ戦で、いきなり、26得点、5リバウンド、3アシストを記録しました。
また、同年2月8日には、デューク大学戦に出場し、24得点、11リバウンドを記録し完全復活をアピールします。
コール・アンソニーは、このシーズン22試合に出場し、平均18.5得点、5.7リバウンド、4アシストを記録しました。
ただ、残念ながら、チームは14勝19敗と負け越しと言う結果になってしまいました。
そして、NBAドラフトにアーリーエントリーを表明したのです。
同年代でも1つ飛び抜けた存在
コール・アンソニーは、世代別1stチームの常連選手であり、2019年にはジョーダン・ブランド・クラシックとナイキ・フープ・サミットでMVPを受賞しました。
また、ポイントガードながら、高い身体能力を持ち、派手なダンクを披露する事もあります。
この辺は、メンフィス・グリズリーズのジャ・モラントと重なる感じがします。
デビュー戦で34得点、そして、その後も順調に得点を重ねていく所を見ると
「点取り屋なのか?」
と言う印象をうけるかもしれませんが、ディフェンスにも定評があり、2017年にナイキが主催するエリート・ユース・バスケットボール・リーグで参加選手全員からスティールを奪うと言う偉業を達成します。
結果、年間最優秀ディフェンス選手に輝いたのです。
NBAではどこのチームに行く?
実績を見ると、どこのチームから声がかかってもおかしくないと思います。
コール・アンソニーの父は、元ニューヨーク・ニックスに所属していたNBAプレイヤー「グレッグ・アンソニー」です。
現在は、テレビで解説者を務めています。
すると、ニューヨーク・ニックスが指名をしてくるか?
とも考えられます。
もし、ニューヨーク・ニックスへ入団する事になったら、RJ・バレットと、コール・アンソニーと言う若手コンビが誕生する事になります。
もし、このコンビが実現したらと思うと、楽しみではあります。