
青山学院大学4年生の赤穂雷太選手が2020-2021シーズン強豪千葉ジェッツに入団しました。
特別指定選手として取るのではなく入団という言葉は異例ではないでしょうか。
赤穂雷太選手はなぜ強豪千葉ジェッツに入団できたのでしょうか。
赤穂雷太選手の人物像や注目度の高さ、入団できた理由について分析します。
赤穂雷太のプロフィール
まず、赤穂雷太選手とはどのような選手なのでしょうか。
プロフィールを紹介します。
- 名前:赤穂雷太(あかほらいた)
- 通称:ライゾウ
- 生年月日:1998年8月28日
- 出身地:千葉県
- 身長:196cm
- 体重:94kg
- ポジション:PG,SG
- 出身校:市立船橋高等学校、青山学院大学(在学中)
- 選手歴:2020年、横浜ビー・コルセアーズ(特別指定選手)
まず、赤穂雷太選手と言えば必ず名前がでてくる人物がいます。
赤穂ひまわり選手です。
赤穂ひまわり選手は赤穂雷太選手の双子の姉で現在、デンソーアイリスの選手で日本代表としても活躍しています。
また、父は元ユニバーシアード男子バスケ代表の赤穂真さん、姉は2014年仁川アジア大会銅メダリストの赤穂さくら選手というバスケットボール一家の家庭に育ちました。
もともと身長がそこまで高くなくPGでしたが、高校で身長が伸びPFもこなせるオールラウンダーとして活躍しています。
Bリーグでの活動は2020年、横浜ビー・コルセアーズへ特別指定選手として加入し8試合に出場しました。
赤穂雷太の強み
赤穂雷太選手は、川崎ブレイブサンダーズの藤井祐眞選手やオーストラリアNBLへ移籍を決めた馬場雄大選手のように決して速さがある選手ではありません。
しかし、得点力が高いのは
「相手のディフェンスに合わせてテンポを変えることができる」
からです。
簡単に言えば後だしジャンケンです。
黒子のバスケに登場した木吉鉄平のように、相手のディフェンの動きに合わせてリズムを変えることができます。
当たりにも強く、独特のテンポで得点を量産するシューターです。
Bリーグでいうとすれば、宇都宮ブレックスの比江島慎選手に近いものがあります。
また、度胸があることでも有名です。特別指定選手として出場したデビュー戦で逆転シュートを決めるなどの強さもみせました。
赤穂雷太が千葉ジェッツに入団できた理由
赤穂雷太選手が強豪千葉ジェッツに入団できた理由は以下の点が挙げられます。
- 地元千葉で日本代表候補を育てたい
- 早く一流選手にしたい
赤穂雷太選手は、日本代表候補選手として期待されている選手です。
NBAは高卒でプロ入りする選手が多い中、Bリーグは大卒の選手がほとんどです。
NBLへ移籍を決めた馬場雄大選手も大学4年でBリーグ入りをしたように、赤穂雷太選手も将来を見越して早くBリーグ入りしたいという気持ちがあったと考えられます。
また、千葉ジェッツも将来の日本代表候補選手を出身地でもある地元千葉で育てたいと思ったのではないでしょうか。
赤穂雷太選手は、いつプロ入りしてもおかしくない選手と言われていましたので、大学4年のこのタイミングでプロ入りしてもおかしくありません。
双子の妹「赤穂ひまわり」とも仲良し
赤穂雷太選手は、独特なリズムで得点を量産するシューターです。
ちなみに双子の妹の赤穂ひまわり選手とは仲がよく、お互いにないものを持っているので相談することもあるようです。
赤穂雷太選手は日本代表のPGでもある富樫勇樹選手とプレイし、さらに攻撃力に磨きをかけ将来の日本代表を背負う選手として活躍してほしいです。