NBA解説の北原さんと聞くと、顔は見たことがないけど声は聞いたことがあるといった人が多いのではないでしょうか。
NBA解説の北原さんこと北原憲彦(きたはらのりひこ)さんは元日本代表のバスケットボール選手で、オリンピックで活躍したこともある人です。
北原憲彦さんはどのようなひとなのでしょうか。
北原憲彦さんの経歴や、過去についた嘘についても紹介したいとおもいます。
北原憲彦のプロフィール
北原憲彦さんとはどのような人なのでしょうか。
プロフィールを紹介します。
名前:北原憲彦(きたはらのりひこ)
生年月日:1954年12月11日(64歳)
出身地:長野県伊那市
身長(現役時):200cm?201cm
出身校:明大中野高校、明治大学
所属:江戸川大学社会学部経営社会学科教授、男女バスケットボール部部長
【経歴】
高校時代:第1回春の選抜(現在のウィンターカップ)優勝
大学時代:関東リーグ戦、インカレなどのタイトルを獲得。
大学4年次(1976年):モントリオールオリンピック出場
1977年:日本鋼管(現在のJFEホールディングス株式会社)に入社。入社後、南カリフォルニア大学に留学
1978年:1年後帰国し日本鋼管のバスケットボール部に入部。1部リーグ優勝、最優秀選手賞とベスト5を受賞
1980年:オールジャパン優勝
1981年:アジアクラブ選手権準優勝
1982年:アジア競技大会銅メダル
1988年:現役引退
1988年~1993年:第一勧業銀行女子バスケットボール部HC
1994年~1998年:日本鋼管のアシスタントコーチ
1999年~2001年:第一勧業銀行女子バスケットボール部HC復帰(2001年廃部)
2001年~2003年:女子日本代表HC
現在:江戸川大学社会学部経営社会学科教授、男女バスケットボール部部長、NBAの解説
北原憲彦さんは、高校時代からバスケットボールをはじめ、64歳となった今まで、ずっとバスケットボールに携わっています。
その期間、なんと約49年!
素晴らしいことですよね。
昔は、日本人はダンクシュートができる身長ではないと言われた時期もありましたが、1970年代に200cmある身長のバスケットボール選手はとても貴重なバスケットボール選手だったようです。
高校時代、1試合58得点を叩き出して高校記録を作ったり(2008年に、現在、川崎ブレイブサンダーズの藤井祐眞選手が1試合79点を取りぬりかえました)、大学時代にオリンピック出場、選手としても指導者としてもタイトルを獲得するなど素晴らしい人物です。
北原憲彦は嘘をついていた?意外な一面も紹介
北原憲彦さんが素晴らしい人物であることは分かりましたが、意外な一面も持ち合わせています。
ここでは北原憲彦さんがついていた嘘や意外な一面も含めて紹介します。
①実は200cmではなかった
この記事を見た時、私もびっくりしましたが、北原憲彦さんの現役時代の200cmという身長はサバ呼んでいたそうです。
小学校卒業時に180cm前後あった身長は高校で197cmまで伸び、日本鋼管に入部する時も197cmと変わらなかったにもかかわらず、登録はきりが悪いから200cmにしようと言われ、引退まで3㎝高い身長を書いていたそうです。
北原憲彦さんが嘘をつこうといった訳ではありませんが、197cmと200cmは相手の選手も
「身長が高い!」
と印象づけやすいこともあり、200cmにしたようです。
NBA選手も身長・体重をサバよんでいると言われる選手はいますし、バッシュをはいてはかる選手もいると言われていますので、あくまで身長は基準ですね。
しかし、身長が小学卒業で180cmは高いです。
②見た目とギャップがすごい
北原憲彦さんを見る機会はほとんどありませんが、写真などで見る北原憲彦さんは厳格で冗談を言わなさそうな人です。
しかし、北原憲彦さんはNBAの解説で、ギャグを連発する解説者なのです。
ギャグの一部を紹介します。
・ターンオーバーが続いた時
「お葬式には香典返しですけど」
・シュート確率が高いとき
「まるで、カメラの安売り王並みですね」
これを見て分かるように、実況の人も見ている人っも「???」となるような謎な発言が見られます
年代が古い人も多く出てくるので分からないこともありますが、クスッと笑える解説です。
③指導者時代、料理番組に出演
引退後、1994年5月19日になんと料理番組「夕食バンザイ」に登場しています。
そして、作った料理が
「ダンクシューマイ」
民放の料理番組に出演したバスケットボール選手は過去にいなかったのではないでしょうか。
そんな一面も持つ北原憲彦さんです。
しゃべりはその時から健在だったようです。
とてもバスケットボールを愛している
北原憲彦さんはNBAの知識量が多い解説者と言われていますが、選手としても指導者としても素晴らしい人です。
そして、中立的な優しい語り口調、試合がデットヒートを繰り返しても、あまり興奮せず穏やかに話す姿が人気です。
また、ここまで長くバスケットボールに携わっている理由は
「バスケットボールが好きだから」
なのだそうです。
好きなことを長くやれるって素敵ですね。
NBAの解説は、選手の入れ替わりを含め常に新しい情報を取り入れなければなりません。
ギャグも含め、北原憲彦さんの今後の活躍に注目しましょう。