毎年数々のドラマが生まれ、そして、新しいスター、期待はずれだった選手、全く期待されていなかったのに活躍する選手が誕生するのが「NBAドラフト」
過去のNBAドラフトを振り返って行きたいと思います。
2000年のNBAドラフト組を調査
ドラフト1位だったのは、ケニオン・マーティン(ニュージャージー・ネッツ)でした。
しかし、この年の新人王を獲得したのはマイク・ミラーです。
マイク・ミラー
地元であるオーランド・マジックから全体5位指名を受けNBA入りを果たします。
ただ、この年のマジックは、チームはトレイシー・マグレディとグラント・ヒルという大型補強を済ませたばかりだったので、基本的に、マイク・ミラーを即戦力として考えてはいなかったと思います。
しかし、グラント・ヒルが故障し、戦線離脱すると、マイク・ミラーがスターターに抜擢されたのです。
結果、新人王を獲得したと言う流れです。
ただ、マイク・ミラーの成績は、シーズン平均11.9得点と、新人王としては物足りないものではありました。
一番活躍したのはケニオン・マーティン
2000年ドラフト組で一番活躍したのはケニオン・マーティンでしょう。
期待通りの全体1位指名を受け、ニュージャージー・ネッツに入団し、ルーキーイヤーは、68試合に先発出場し、平均12得点、7.4リバウンド1ブロックを記録しました。
数字だけ見ると、なぜ、これで新人王をマイク・ミラーに獲得されてしまったのか?
と言う感じがします。
ネッツで4シーズンにプレイし、2004年将来のドラフト1巡目指名権と引き換えのトレードでデンバー・ナゲッツに移籍しました。
ネッツでの活躍は
「司令塔であるジェイソン・キッドがいたからできていた」
と言われていました。
この言葉が間違いか?と言われると「半分ぐらいはあっている」と個人的には思います。
ネッツにいた時期が一番輝いていた選手なんじゃないかと思います。
20015年に現役を退きました。
最も長い現役生活を過ごしたのはジャマール・クロフォード
そして、2000年ドラフト組で、最も長く現役生活を送ったのは、ジャマール・クロフォードです。
2000-2004 シカゴ・ブルズ
2004-2008 ニューヨーク・ニックス
2008-2009 ゴールデンステート・ウォリアーズ
2009-2011 アトランタ・ホークス
2011-2012 ポートランド・トレイルブレイザーズ
2012-2017 ロサンゼルス・クリッパーズ
2017-2018 ミネソタ・ティンバーウルブズ
2018-2019 フェニックス・サンズ
2020- ブルックリン・ネッツ
2019-20シーズンは無所属のまま過ごしていました。
しかし、新型コロナウイルスの影響でシーズンが中断。
コロナウイルス感染者が続出し戦力が大幅にダウンしたブルックリン・ネッツから声がかかりNBAに戻ってきました。
現在40歳。
来シーズン以降どうなるかわかりませんが、出来ることならら、現役を続けてもらいたいものです。
2019年には39歳にして51得点を獲得する活躍をしました。
ベテランの意地を見せてもらいたいですね。