
NBAはシーズンに入ってからも移籍の話が相次ぎます。
2020-21シーズンは以前から移籍の噂が絶えなかったジェームス・ハーデンがシーズン序盤にブルックリン・ネッツに加入しました。
これで、今シーズンの勢力図は大きく変わったかもしれません。
今回は、2020-21シーズンのブルックリン・ネッツについて書いてみようと思います。
ジェームス・ハーデン移籍でビッグ3が結成!
チーム状況がどうか?
と言うよりも前に、ジェームス・ハーデンがブルックリン・ネッツに移籍し
ジェームス・ハーデン
カイリー・アービング
ケビン・デュラント
と言うビッグ3が結成された事は大きな話題になりました。
またNBAファンとしては、3人でどのようなプレイができるのか?
ワクワクするのと同時に
「果たして、このビッグ3は機能するのか?」
と言う思いもありました。
どの選手も特典能力が高く、ボールを持たせて、その力を発揮する選手だと思います。
それががゆえに、心配でもありました。
ビッグ3はうまく機能している?
結論から言うと
「案外うまく機能している」
と思います。
ジェームス・ハーデンが加入する事により、ケビン・デュラントやカイリー・アービングの得点機会が減ってしまうのではないのか?
と言うのが、個人的な懸念事項でしたが、決してそんな事もなく、3人の合計で平均1試合80点近く取れているので、計算通りじゃないかと思います。
ハーデンの得点が減っている感じがしますが、ハーデンが点を取りに行く必要はなく、3人で得点を取れれば問題はないと思います。
気になる点はプレイタイムの長さです。
どうしても、3人に頼ってしまうからか、3人のプレイタイムが長くなってしまっています。
シーズンは長いので、あまり疲労をためないようなローテションが組めれば、もっと良いと思います。
2020-21が勝負のシーズン
ブルックリン・ネッツにとって2020-21シーズンは勝負のシーズンとなる事は間違いないでしょう。
ジェームス・ハーデン獲得のための代償は大きいです。
ネッツは、ハーデンを獲得するために1巡目指名権を3つ(2022、2024、2026年)、1巡目指名交換権を4つ(2021、2023、2025、2027年)も放出しました。
これは、大きなリスクだと言えると思います。
カイリー・アービングが28歳、ケビン・デュラントが32歳、ジェームス・ハーデンが31歳と年齢の事を考えると、今シーズン、来シーズンが勝負です。
その後に関しては、1巡目指名権の大量放出により、有力な新人の獲得は難しいでしょうし、かといって、他のチームからの選手補強にも苦労をしそうな気がします。
結論。2020-21シーズンのブルックリン・ネッツはチャンピオンになれるのか?
これは、色々な意見があると思います。
順調に勝ち星を重ね、プレイオフ出場は間違いなくできると思いますし、さすがに、これを逃すことはないと思います。
ただ、気になるのはプレイタイムです。
2月10日現在、1試合平均のプレイタイムは
ジェームス・ハーデンが約39分、ケビン・デュラントが約36分
となっています。
ちなみに、ミルウォーキー・バックスと比べてみると、プレイタイムの長さがわかると思います。
ヤニス・アデトクンボ、クリス・ミドルトン、ドリュー・ホリデーの3人は1試合平均33分程度、ブルック・ロペスにいたっては平均約27分
のプレイタイムになっています。
要するに、ブルックリン・ネッツは選手層が薄いんじゃないか?
3人に頼らないと勝てないのではないのか?
と言うのが懸念事項になります。
また、仮に3人に頼らなくては勝てない状況であるとすれば、プレイオフまで3人で頑張ったとして、その後のプレイオフまで突っ走るのができるのか?
と言うのが疑問です。
また、プレイタイムが多くなれば疲労もたまります。
それによる、怪我・・・なんて事もない話ではないと思います。
すると、結論は
プレイオフに出場はできるけどNBAチャンピオンにはなれない!
これが、個人的に出した予想です。
プレイオフ2回戦までは勝ち上がれるけど、2回戦で敗退してしまうと言うのが予測です。
いかがでしょうか?