高校卒業からプロチームへ加入した選手を紹介

八村塁選手がNBAに加入したのは21歳で、年齢を見ても遅いと言われていましたが(NBAでは普通ではありますが)日本のBリーグでは大学卒業後加入する選手がほとんどです。

日本人選手が大学卒業後にプロ入りする理由は、以下の2つの理由があげられます。

・セカンドキャリアのために知識を身に着けておく

・身体作りをしっかりする

高校卒業後は身体ができていないため、しっかり身体ができている大学卒業後にプロ入りをする人が多いです。

今回は、そんな大学卒業後にプロ入りする選手が多い中、高校卒業後プロチームへ加入した選手を紹介します。

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高校卒業からプロ入りした選手は3選手

高校卒業からプロ入りした選手は3選手いますので紹介します。

①富樫勇樹

1人目は、日本を代表するPG、千葉ジェッツの富樫勇樹選手です。

簡単に自己紹介をします。

・富樫勇樹(とがしゆうき)
・1993年7月30日生まれ
・身長167㎝/体重65kg

【経歴】

・モントローズ・クリスチャン高校卒業
・2013~2014:秋田ノーザンハピネッツ(bjリーグ)
・2014~2015:テキサス・レジェンズ(現在のGリーグ)
・2015~:千葉ジェッツ

富樫勇樹選手は、中学卒業後、ケビン・デュラントらの出身校であるアメリカのモントローズ・クリスチャン高校に入学しました。

高校では、シックスマンとして活躍し、大学進学を考えたが希望する学費全額免除の条件ではなかったために進学を断念しbjリーグ秋田ノーザンハピネッツからキャリアをスタートさせています。

日本の大学に進学をすることも可能ですが、日本の大学に進学しなかったのは海外挑戦も視野にいれたことからのキャリアのスタートだったかもしれません。

②川村卓也

2人目は元祖オフェンスマシーン、元日本代表で現在シーホース三河に所属する川村卓也選手です。

・川村卓也(かわむらたくや)
・1986年4月24日生まれ
・身長193㎝/体重92kg

【経歴】

・盛岡南高校卒業
・2005~2008:JBLオーエスジーフェニックス(現在の三遠ネオフェニックス)
・2008~2013:JBLリンク栃木ブレックス(現在の宇都宮ブレックス)
・2013~2015:NBL和歌山トライアンズ
・2015~2016:三菱電機名古屋(現在の名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
・2016~2019:横浜ビーコルセアーズ
・2019~:シーホース三河

川村卓也選手は、大学の進学も考えたようですが、高校3年の春にJBLオーエスジーフェニックス(現在の三遠ネオフェニックス)から誘いを受けて大学進学せずにJBL入りをしています。

当時、特別指定制度もなく高校卒業から入団するのは異例のことで、先輩との上下関係や外国籍選手とのマッチアップは苦労したとか…。

その後、2013年終了後にNBA挑戦しましたが、声はかからず日本でプレイしています。

③津山尚大

3人目は海外挑戦を目指すアルバルク東京の津山尚大選手です。

・津山尚大(つやましょうた)
・1996年4月16日生まれ
・身長180㎝/体重79kg

【経歴】

・福岡大学附属大濠高校卒業
・2015~2018:琉球ゴールデンキングス
・2018~2019:ライジングゼファーフクオカ
・2019:ハリファックス・ハリケーンズ(カナダ)
・2019年~:アルバルク東京

津山尚大選手は福岡大学附属大濠高校3年生の1月にアーリーエントリーで地元沖縄の琉球ゴールデンキングスに加入しキャリアをスタートしています。

その後、2019年にヨーロッパリーグへの加入を目指してカナダのハリファックス・ハリケーンズに入団しますが、2か月で退団。

新たな所属先を探していましたが、コロナウイルスの影響もあり、日本に帰国し、アルバルク東京に入団しています。

コロナウイルスが落ち着けば海外挑戦もあるようです。

④俊野佳彦

・俊野佳彦(としのよしひこ)
・1992年5月21日生まれ
・身長187㎝/体重83kg

【経歴】

・今治精華高等学校卒業
・2013~2015:富山グラウジーズ
・2015~2016:大分・愛媛ヒートデビルズ
・2016~2017:愛媛オレンジバイキングス
・2018~2019:熊本ヴォルターズ
・2019.7~11:西宮ストークス
・2019.11~:愛媛オレンジバイキングス

俊野佳彦選手は、今治精華高等学校を卒業後、富山グラウジーズの練習生としてキャリアをスタートさせました。

現在は、シューターとして兄である俊野達彦選手と活躍しています。

その他

この他にも現在富山グラウジーズで活躍する岡田侑大選手はシーホース三河時代に拓殖大学を中退してシーホース三河に加入しています。

Bリーグが始まって5年目ですので、将来が見えずに大学入りをしていた選手が多かったのは事実です。

高卒で加入した人は海外に挑戦しています。

今後、高卒でBリーグ1筋となる選手も多く登場するかもしれません。

今後のBリーグ選手に注目です。