Wリーグトヨタ自動車アンテロープスの安間志織選手がオリンピック終了後の2021年8月、ドイツの女子バスケットボールリーグ・ブンデスリーガの「アイスフォーゲルUSCフライブルク」に移籍することが発表されました。
驚いた人は多いはずです!
2020シーズンには馬場雄大選手がオーストラリアリーグに行ったことは有名ですが、ヨーロッパリーグに行った女子選手、実は今回が初めてではないんです。
今回は、安間志織選手の自己紹介やプレースタイル、「アイスフォーゲルUSCフライブルク」というチームやこれまでヨーロッパリーグに行った日本人女子選手について調べてみました。
1.安間志織のプロフィールとプレーの特徴
- 名前:安間志織(やすましおり)
- 生年月日:1994年7月22日
- 出身地:沖縄県
- 出身校:中村学園女子高、拓殖大
- ポジション:PG
- 身長:162㎝
- 体重:56㎏
- SNS:Twitter Instagram
- 所属:アイスフォーゲルUSCフライブルク(ドイツリーグ)
安間志織選手は、沖縄県出身のバスケットボール選手です。
小学校からバスケットボールをはじめ、全中優勝、高校では福岡の名門中村学園女子高でインターハイ・ウィンターカップで準優勝。
拓殖大学に進み、全日本大学バスケットボール選手権大会でベスト8、その後2017年1月には大学卒業を待たずにへ入団した。
トヨタ自動車アンテロープスには当時、日本バスケットボールの神と言われるポイントガード大神雄子さんがいました。
大神雄子さんがチームを託したポイントガードが安間志織選手と言っても過言ではありません。
2020~2021シーズンにはチーム優勝、プレイオフMVPに選ばれました。
東京オリンピックの代表候補に選ばれましたが、最終選考で落選しました。
安間志織のプレーの特徴
安間志織選手は、年々成長している選手です。
トヨタ自動車アンテロープスでは女子スペイン代表ルーカス・モンデーロHCのもと、3ポイントシュート力はもちろん、プッシュ力を磨いて来ました。
しかし、本当のすごさはトリッキーなシュートです。
時には周りがビックリするようなスピードでドリブルをし、シュートを決めます。
ヨーロッパは、アメリカと違い、個人よりも全員バスケ。
世界でも身長が低いことをオリンピックで照明されています。
162㎝のポイントガードがドイツでどこまで成長するのか楽しみです。
2.Eisvögel USC Freiburg(アイスフォーゲル)について
Eisvögel USC Freiburg(アイスフォーゲル)
安間志織選手が所属するEisvögel USC Freiburg(アイスフォーゲル)は、ドイツのフライブルクを本拠地とするチームです。
場所はこの辺にあります。
ドイツの下側、スイスに近い所です。
安間志織選手は、2021年8月25日にはチームに合流し、一緒に写真もとっています。
しかし、チームが強いのかどんなチームなのかは全く分かりませんでした。
日本選手がヨーロッパリーグに行くのはレアすぎる!!(涙)
ホームページのニュースを見ていくと今後のことが分かるでしょう。ちなみに開幕戦は2021年9月25日です。
3.これまで海外に行った女子選手について
安間志織選手が初のヨーロッパリーグ選手?違います。
実は、2000年にシャンソンからイタリア・セリエA「プリオロ」に移籍した選手がいるんです。
その方の名前は加藤貴子さんです。
簡単に自己紹介をします。
- 名前:加藤貴子(かとうたかこ)現在:中原
- ニックネーム:ジェット
- 生年月日:1971年4月12日
- 出身地:静岡県
- 出身校:神奈川県立富岡高等学校
- 身長/体重:当時180cm/69kg
- ポジション:センター/フォワード
加藤貴子さんは、1998年にWNBAへ挑戦するも最終選考で落選、その後、フランスとイタリアのクラブからオファーがありましたがシャンソンでプレーを続け、2000年にイタリアリーグに移籍、その後1年で怪我をして引退されています。
ですので、ヨーロッパリーグに挑戦する日本人女子の選手は2人めです。
最後に驚くお話
加藤貴子さんは2000年にイタリアに移籍するまでシャンソンにいましたが、チームメイトとしてプレイしていたのが、久保田久美さんです。
久保田久美さんって有名人?と思う人がいると思いますが、なんと、NBA選手、渡邉雄太選手の母親です。
せっかくなので、加藤貴子さんとチームメイト時代の久保田久美さんの動画も紹介します。
安間志織選手は数年前から海外リーグ挑戦を考えていたとのこと。
さらに一皮むけてパリ五輪代表選手として活躍してくれることを願いましょう。