日本語が上手いトム・ホーバスはコミュニケーションのために努力をしたヘッドコーチだった

日本女子バスケ史上初の銀メダル!そのチームを率いたのはトム・ホーバスHCです。

トム・ホーバスHCの経歴はもちろん、さまざまな努力をしたHCです。

今回は、トム・ホーバスHCについて紹介します。

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トム・ホーバスのプロフィールと経歴

  • 名前:トム・ホーバス(Tom Wayne Hovasse)
  • 生年月日:1967年1月31日
  • 出身地:アメリカコロラド州
  • 出身校:ペンシルベニア州立大学
  • 身長/体重(現役時):203㎝/95kg
  • SNS:Twitter
  • 現役期間:1989~2001年

次に素晴らしい経歴を紹介します。

【現役時代】

  • 1989-1990:スポーティングクラブ・オブ・ポルトガル
  • 1990-1994:トヨタ自動車
  • 1990-1994:アトランタ・ホークス(NBA)
  • 1994-2000:独立リーグピッツバーグ・ピラニアズ
  • 2000-2001:トヨタ自動車、東芝
  • 2001-:アメリカの一般企業に就職(高校生のコーチ)
  • 2010:ENEOSサンフラワーズのAC
  • 2011:日本代表AC
  • 2012-2013:WNBAのフェニックス・マーキュリーでボランティアアシスタントコーチ
  • 2014:日本代表AC
  • 2016:ENEOSサンフラワーズHC
  • 2017-:日本代表HC

 

トム・ホーバスHCは元バスケットボール選手です。

アメリカの大学を卒業して2年後にトヨタ自動車でプレー(現レバンガ北海道社長の折茂武彦さんとチームメイト)し、NBAへ渡っています。

今でいえば馬場雄大選手のようなNBAに挑戦した形になります。2試合に出場後、出場機会に恵まれず日本に戻ってきて引退します。

10年後に日本に戻ってこられ、ENEOSサンフラワーズのACから本格的なコーチ歴をスタート、2017年に代表HCに就任しています。

ちなみに、トム・ホーバスHCの奥さんはエイコさん(東京でナンパしたと噂の)でお子さんは2人いるようです。

日本代表HCの就任

トム・ホーバスHCは、2017年から女子日本代表のHCに就任したのですが、就任当初に発言した言葉がのちの日本代表を作り上げたのではないかという名言です。

「東京オリンピックの決勝でアメリカと戦う」当時は何言ってるの?と笑われていたそうです。

その4年後にまさか本当に実行するとは、トム・ホーバスHC以外想像もしていなかったのではないでしょうか。

吉田亜沙美選手の引退や渡嘉敷来夢選手・本橋菜子選手の怪我は想像できなかったはずですが、有言実行できるトム・ホーバスHCはすごいですし

「HCが勝てるといっているからついていくだけだ」

と主将の高田真希選手がいったように厳しい練習にたえてきたこともすごいですね。

トム・ホーバスが日本語でコミュニケーションを取る理由は?

トム・ホーバスHCと言えば、日本語での会見ですが、日本語が流暢なのは奥さんの影響だけではないようです。

トム・ホーバスHCはコミュニケーションをとても大切に考えており、相手に寄り添うために日本語をマスターしたとか…。

また、日本語で怒る名言がテレビでも取り上げられていましたが、日本語で怒る理由は

「日本語の方が考えて話すからそこまで怒れない」

からとのことでした。

女子バスケはトム・ホーバスHCが初めての外国人HCだったのだそうです。

そのこともあり、気を使ったことがよくわかります。

トム・ホーバスの今後

トム・ホーバスHCは子供がアメリカにおり、奥さんが日本とアメリカの往復をしているため、東京オリンピック後はアメリカに戻ると言われていました。

2021年9月に開催されるアジアカップのHCが違うのはもともとの契約が東京オリンピックまでだったからとのこと。

メダル獲得後、オファーが来たらやってみようかなと前向きな意欲も見せているようです。

今後のトム・ホーバスHCの進退にも注目です。

 

姪っ子もバスケットボール選手

トム・ホーバスHCの子供がバスケットボールの選手であるかは不明ですが、トム・ホーバスの姪であるエミリー・ホーバス選手がバスケットボールをしているようです。

それも、来年4月からメトロポリタン州立大学への入学が決まっているとか…。

ポジションはPG/SGです。いずれアメリカ代表として日本と対戦する日がくるのかもしれません。