東京オリンピックで注目された車いすバスケットボール。
実は車いすバスケと5人制バスケには車いすに乗っていること以外にも違いがあるようです。
今回は、車いすバスケと5人制バスケの違いについて紹介します。
①車いすバスケは複数のチームに加入している選手が多い
車いすバスケは、複数のチームに加入している選手が多いです。
日本の車いすバスケは男子のチームが多く、積極的に大会も開催されていることから、女子の選手が複数のチームに加入して練習をしていることが多いです。
もっと車いすの女子のリーグが盛んであれば、女子のメダルも可能性があるのかもしれません。
しかし、Bリーグ、Wリーグでは複数チームに所属することは考えられないことです。
②車いすバスケの女子にコートネームはない
アジアカップ女子日本代表の主将の林咲希選手はキキ、MVPの赤穂ひまわり選手はヒマなど、女子ではコートネームがありますが、車いすバスケの女子にはコートネームはありません。
バレーボールにもあるコートネーム。
そもそも、なぜコートネームがあるのか気になります。
③車いすバスケは、選手の障害レベルだけでは選べない
最後に最も大きな違いは、選手の障害レベルだけでは選べないことです。
車いすバスケは障害のある人が公平にプレーできるように、障害のレベルが選手によって決まっています。
コート上に合計14点以内の選手しか入れないため、選手の障害レベルだけでは選べません。
HCの戦略が鍵にもなります。
車椅子の高さの調整が可能?
その他に、車いすの高さを調整して攻撃を強めることも可能です。
車いすの高さを高くするとその分車いすが不安定になりますので、その分、体幹が必要になります。
また、車いすバスケットボールの選手はアメリカではなく、ヨーロッパへの移籍が多いです。
現在、男子の2選手がヨーロッパ(ドイツリーグ)で活躍しています。
実は健常者もプレーしている人が多い
ヨーロッパでは、健常者も盛んにプレーしている車いすバスケ。
今後、車いすバスケと5人制バスケのどちらとも盛んになるとよいですね。